執筆者紹介
2012年4月21日(土)
この部ログの執筆者について、プロフィール紹介させていただきます。
一部からは、この部ログの似顔絵の中で、彼と私が似ていてわからない・・・
とのことですが、気にしないでいきましょう。
彼のキャラクターをたとえるなら「能ある鷹はツメ隠す」タイプで、
普段の姿はおっとりしてて、やさしく心の広い憎めないキャラクターです。
(※TVのキャラクターで例えるなら「窓際太郎」がそっくりですが、小林稔侍には似ていません)
仕事では、細かいことを調べさせたら、とことんまでやりますし、目のつけどころも「!!」です。
でも、不器用だったり、忘れんぼだったり・・・・・愛嬌たっぷりです。
あと、
とにかく変わったものが大好きで、
いつも、「どこでみつけたん?そんなもん」というものを探してきます。
きっと今後も、このHP変わった商品(例:ハンガー・マウス)を紹介してくれることでしょう。
(※お求めはお早めに、彼の見つけたものはすぐに生産中止になるのが定番です)
また、ややこしいことに、
○○病という変な病を持っています。(○○には彼の名前が入ります。私が名づけました。)
パソコンや車など、彼が使っているものには原因不明の故障が頻発するという病で、
彼が使っている限りは完治しない不治の病なのですが、
物が人手に渡ると、なぜか症状がなくなって治癒することも特徴の一つです。
電磁波かなんか体から発しているのでしょうか? 一度検査しないといけませんね。
(下手をすると、検査中に計測機械を壊しかねませんが・・・・)
彼のすばらしい個性を挙げだしたら、きりが無いですが、楽しい人です。
バリアフリー展
2012年4月20日(金)
以前のエントリでご紹介させて頂きましたが、
今日、行ってきました。
ピークに比べ、ここ数年で少し規模は小さくなっている気がしますが、
車椅子や歩行器など、いろいろと試されている人が多くおられました。
介護仕様の車なんて、自動車会社や車種を選ぶにも、
乗り比べることが難しいですから、いい機会ですね。
展示は明日までです。
土曜日のお出かけにいかがでしょうか?
もったいない!
2012年4月20日(金)
最近、いろんな備品がよく壊れます。
たくさんのスタッフが使用しているので仕方ないところもあるのですが、少し注意したり、丁寧に扱うことで壊れずに済んだだろうなぁ思うものも多くあります。それから、壊れたのにそのまま放置する(使用していたスタッフが故障に気付いていたか否かは分かりませんが・・・)!
『私物だったらそんな使い方する?』
故障したものを知らぬ顔して元に戻す。自分の物が壊れた状態で戻されたら
『嫌じゃない?!腹立たない?!』
修理や買い替えにはコストが掛かります。お金の問題だけではなく、ちょっとした気遣いでもっと使えた物・・・
もったいないですね。
そんな中で、
前々回の部ログで娘が中学校へ入学したことを書かせていただきました。
新入学ということで学校からいろんな物品の購入案内が来ます。
英語の教材(CD)や辞書、リコーダー・・・本当にいろんなものの案内プリントを持ち帰って来ます。ほとんどの物は学校購入価格になっているので、ちまたで購入するより若干安く買えます。
まぁ、子どもも友達と一緒が良いのか買って欲しいとせがんできます。
必要なものは購入しますが、家にある使える物は・・・そんな家にある物の中にアルトリコーダーがありました。
これはかれこれ30数年前、私が中学生の時に使っていた物。
今もある大手メーカーの物で見た目も音色も綺麗です。でも、これは古過ぎて『使って。』って言えないなぁと思っていたのですが、時々アルトリコーダーを手にして吹いていた娘が『アルトリコーダーはこれ使うから買わなくていいよ。』と言ってくれました。
大切にしていた物を使ってくれる人がいる・・・うれしいですね。
さすがにリコーダーケースは劣化しているので、週末にお裁縫する予定です。
教えてくれる人って上手な人ですか?
2012年4月19日(木)
さて、
私は作業療法士ですので、書字の練習なども患者さんにした経験があります。
字を書けるようになるために、上手に書くために患者さんは、
私のアドバイスを受けて一生懸命に練習します。
私の担当していた患者さんも字が書けるようになって、喜んでくれたりしました。
でも、
私自身は、字を書くのが嫌いで、苦手で、
子供の頃より、人様からは「ミミズが這ったような字」と言われております。
でも、
患者さんには練習方法は指導してきましたし、アドバイスもしました。
そして、患者さんは私よりずいぶん上手な字を書けるようになりました。
こんな仕事していると、
指導している人は上手にできる人だと思われたりします。
でも、本当はそれほど出来なかったりします。
何でもできるスーパーマンは居ません。
でも、細かく確認して、次の一手をアドバイスする。
自分が上手にできるかどうかよりも、患者さんにできるようにする術を持つかどうかです。
それが僕らの仕事です。
ブログが手書きだったら、きっと僕は書くメンバーに入って無いでしょうね。
…だって、誰にも読めない字ですから
読書は好きですか?
2012年4月18日(水)
今日は「発明の日」らしいですね。
最近は電子書籍が、たくさん出てきました。
スマートフォンや、ブックリーダーの機能がある端末がたくさん出ています。
皆さんは使っていますか?
私は、時々電子書籍のお世話になっております。
しかし、私にとっては、紙の本のほうが読むのが楽です。
電子書籍は画面で見ていると、
光とか加減してもやっぱり長時間見ていると眼が疲れるんですよね。
私は気分で読む本を変えるので、いつも旅行するときは本を2冊~3冊は持ち歩いていましたが、
本を何冊も持ち運ぶよりも、鞄の中で場所をとらないから、
お出かけ先や移動中の暇つぶしには、ありがたいですね。
この前、
本を読むアプリで、首を振ってページをめくるっていうものがあって、インストールしてみました。
使ってみると、首だけで本を選んで開くことは出来ませんが、
開いてしまえば、ページをめくることは、首だけでとりあえず出来ました。
端末についてるカメラで動きを認識するようですね…ちょっと感動です。
たとえこの先、何かで手が動きにくくなったとしても、
本を読む方法の選択肢が、昨今の電子化のおまけで増えてきました。
私の大事な趣味の一つですから、うれしい限りです。
新しいから良いってことは無いですが、新しいものも良いですね。
さて、今日はどの本を読もうかな…っと
利用者が考えていない事(あるいは教えたら出来る仕事なのか、もしくは無思慮、無責任な話その2)
2012年4月17日(火)
昔々といっても13,4年前の話ですが、訪問リハビリテーションスタッフの増員をしなければならなくなりました。
と言って病院も人手不足で新たに外部から雇用しなくてはなりません。
言うは易しで、病院でさえ雇用に苦労しているのに、将来性ある事業でも当時採算さえあやしかった訪問リハビリテーションに簡単に応募があるはずもなく…。
と言う事で今から思えばあまり意味のない事でしたが(ワラにすがったんです)、新聞の折り込み広告に求人を出しました。
「非常勤訪問リハビリテーションスタッフ募集、有資格者(理学療法士、作業療法士)、日当¥8000保障、常勤スタッフも募集」と言う感じで。
結果広告翌日の月曜日は問い合わせの電話殺到でした。曰く「資格は必要ないのか」(だから最初から有資格者と断ってるって)、曰く「資格ってそちらで教えてもらえば取れるのか」(学校行かなきゃ無理だって)、「えっ、資格いるの?どこにそんな事書いてある!」(ちゃんと読めよ)、「学校に3年も行かなきゃ行けないの?3日ぐらいの講習で何とかならないの(このリアクションが一番多かった)」。電話のすべてがそんな感じでした(カッコ内赤字は私の心中を表現したのであって実際にそのような応対はしていません)。
この件でわかったのは、少なくともリハビリと言うのはその程度の人間がしていると言う認識を一部の人たちは持っているという事でした。
私たちから見ればそんな寂しい認識しか持ってもらえていない人たちも、いざ自分がリハビリテーションサービスを必要とする立場になれば、「ちゃんと学校に通って、国家試験にパスし、尚且つ経験豊かなセラピストのサービス」を希望するでしょう。でも提供する側なら自分がもらえるお金が大事であって、別に学校なんか行かなくったって、資格なんかなかったって、教えて貰えて出来ればいいんじゃないのということでしょう。ここに一部の人たちの無思慮や無責任な考え方が見えています。
次回も違う側面から、無思慮や無責任の話をしてみようと思います。
観察!?
2012年4月16日(月)
みなさんお花見はされましたか?
昨日は天気も良く絶好のお花見日和。
私はお昼から滋賀県方面に用があり車で出かけました。
白川通りを下り蹴上浄水場の方へ入って行くと・・・渋滞です。1キロ弱の距離を車で抜けるのに30分。
外に目を向けると満開の桜です。
蹴上インクラインの桜も満開でたくさんの観光客がカメラを片手に歩いてらっしゃいました。
渋滞にはイライラしましたが、車の中から満開の桜を見ているといつの間にかイライラがなくなりお花見をしている人をついつい観察。
桜の下でお弁当を食べているグループやビールを片手に楽しんでいる人・・・普通なら「あの人かっこいい」とか「別嬪さん・・・」という観察になりそうですが・・・
職業病なのか、歩き方や立ち姿勢を見ていることが多いですね。
昨日も見た目は高校生くらいの女の子がヒールの高い靴を履いて歩いているのですが、姿勢は前傾で膝も曲がってしまっています。
せっかくお洒落をしてるのに歩き方や姿勢で野暮ったく見えてしまうのは残念です(かと言って、私自身も格好の良い歩き方ではありませんが・・・)。
少し意識して背筋を伸ばすだけで若くみたり、元気に見えたりします。
これから暖かくなり薄着になる季節です。
着る服も身体のラインを隠すものでは、寒い時期に蓄えたお腹の脂肪を減りません。
少し人の目を気にして姿勢良く歩きましょう!!
ちょっとで大丈夫?
2012年4月15日(日)
以前のエントリ[川平法]で、
患者さんが自ら活動的だったというお話をさせていただきました。
近年話題の促通反復療法(川平法)ですが、
一つ一つの動きを100回やっていることも特徴のひとつだと思います。
自主訓練でも同じようなことだそうで、
立つ練習をするぐらいの人には、毎日100回200回と立ち座りの自主トレをされています。
もちろん、立つ練習をされるぐらいですから、一日100回200回立つなんて相当キツイ。
でも、慣れてくる頃にはしっかりと立てるようになる。
リハビリ以外の時間の使い方ひとつでも、大きく影響することを再認識しました。
さて、
前回のエントリで「リハビリはきばらないことが大事」とお話させていただきましたが、
どんどん動かして、運動量を多くすることも回復への近道です。
(※注 医師から動かないように指示されているなど、状態の悪い場合を除きます)
一見、相反することのようですが、
1回1回を大事にしながら、今の自分の課題に合わせて運動量を確保することはできます。
テレビCMの度に20回やったり、朝昼夜ご飯前後に50回ずつやったり・・・、
持久力が付いてくれば、朝夕で100回、その頃には出来るようになる。
そもそも、どんな事でもそうですが、
普段生活している中で運動していないとはいっても、まいにち結構動いているもの。
料理するのに40分、洗濯干すのに20分、スーパーでカートを押して30分、
結構立っている時間も長いし、あちらこちら行ったりきたりで立ち座りも何十回・・・。
ご飯食べるのに20分、歯磨きで5分、化粧に10分、その間ずーっと手は動いている。
大事なのは、
○○できるようになったら○○するのではなく、○○に取り組んだから○○ができるようになるということ。
(○○には勉強や野球・・・なんでも共通ではないでしょうか?)
症状や後遺症などいろいろあって、病気や怪我のあとには運動量が少なくなりがちです。
きばらず、気負わず、どんどん動いていきましょう。
体験学習
2012年4月14日(土)
新人研修に体験学習があります。
それはオムツ。
若い方々も私もですが過去、一度は体験した事があるはずです。
それは幼児期。
私は、その頃の事はほとんど覚えていませんが。
しかしながら、若い方々には覚えて頂くためにも体験して頂いております。
私の体験は実体験であり、3日間オムツをして排泄をしたことです。
そして、それはベットの上で動く事もできない事でした。
『自尊心』
何とも言い表す事ができません。
オムツに排泄する事への抵抗
オムツを替えてもらう事への抵抗
オムツでいる自分に対しての抵抗
何で私は生きているのか?
身の毛もよだつ想い。
私は人であるのか?人が人でいられる事がこんなに難しいのか?
この様な思いを致しました。
(・・・その頃は若かった・・・)
今回の体験は、
オムツを利用されている方の気持ちになる。
オムツの製品ならびに性能を知る。
オムツに当て方ならびに使用方法。
であり、ほとんどの方は初体験だと思います。
この様に体験にも大きな幅はあります。
一番良いのは実体験とは言いません。
しかし体験するにも、その受け方や取り組み方によって大きく変わると思います。
五体でしっかり体験し学んで頂きたいと願います。
祇園の事件(あるいは無思慮、無責任な話)
2012年4月13日(金)
昨日は祇園で大変な事件(事故?)がありました。
多くの方が突然に亡くなられたことで、警察の方でもまだまだ捜査中ですし、容疑者と言われる男性も死亡してしまったので、事実が明らかになるにはまだまだ時間が必要でしょう。
すでに容疑者の男性がてんかんの持病を持っていることは報道で明らかになっています、今後世間の耳目は事故発生時に発作は起きていたのか、否かという点に注目されるでしょう。また免許取得時にてんかんの持病があることを申告していなかった事も明らかになっています。
ちょうど1年前の4/18に栃木県でクレーン車が登校途中の小学生をなぎ倒し死亡させた事件では、運転手が服薬をしていなかったために起こったことでした。
免許取得時に申告していなかった事、服薬を怠った事、この二つの事件の当事者はずっと責められることでしょう(ただ、だからてんかんは…と間違った方向に議論が向かない事を切に望みます。これは病気の問題ではなくて、当事者のモラルの問題ですから)。
彼ら事故の当事者というか加害者の二人は自分たちの判断、行動が重大な結果をもたらすと言う事にあまりにも無思慮、無責任だったために責められて然るべきです。
無思慮や無責任は時に新聞沙汰になるくらい大きな問題を引き起こしますが、大きな問題と言うのはある日突然にではないのです。日々無思慮無責任を積み重ねてきた結果、ダムの決壊のように大きな被害をもたらすものだと考えます。
この無思慮、無責任なことについても日々感じる事が私にはあります。今後このことも少しずつブログで問題提起していきたいなと考えています。