2年たちました。
2013年3月11日(月)
寒の戻りといいますか、昨日までの暖かさと打って変わって、今日は寒いです。お蔭様で体調はグダグダです(子供みたいに中耳炎にまでなってしまいました)。
皆さんご承知のとおり、今日は東北の震災からちょうど2年がたちました。いまでもテレビで津波を見たときの衝撃と恐ろしさは忘れがたいものがあります。
東北の震災では、阪神の震災とは違った影響が当グループ(だけでなく日本全域で)にも及びました。
震災後、そう日がたっていない時期に「紙おむつが品薄!!」「薬剤がない!!」とグループ内の会議で話題に上がっていたのを記憶しています(他にも調達困難なものがあったと思いますが…)。関西とは違って、東北には製造工場が多かったためでしょうか。震災そのもので工場が壊れただけではなく、電力供給のストップで工場が稼動しなくなったり、原材料の輸送が出来なくなったりの影響もあったと聞きました。同じ年にはタイでの洪水被害があり、多くの日系企業の製造工場が稼動を停止し、さらに日本経済だけでなく、生活そのものが影響を受けました。
経済活動の効率化と国際化は、世界のどこで災難があろうとも、そのあおりを大なり小なり確実に受ける時代になったようです。
対岸の火事はなくなりつつあるということでしょうか。どこであっても此岸の火事。
どこであっても災害の当事者(被害者)。ならば何はともあれ助け合い。それしかないですね。
次回私のブログは3/15です。
いつかは参加するぞ
2013年3月10日(日)
本日、京都マラソン2013が開催されました。
関係者の皆様、お疲れ様でした。
最近の私は花粉症に悩まされており、
目はしょぼしょぼするわ、痒くて無意識的に目を擦って、さらに痒くなるわ、
鼻はむず痒いわ、鼻水が止まらないわ、
クシャミは出るわ、喉の奥が痒くて・・・
とにかく脳の思考回路が停止するぐらい辛い日々を過ごしております。
※知らないうち、この時期の恒例行事となってしまいました。
その様な日々ですので、この時期、外への運動は控えるしかございません。
もともと外での運動は好きな方ですので、
京都マラソンには出場して見たいと思っているのですが、その様には行かない様です。
参加される方がうらやましいく思います。
※日頃から、京都の観光スポット(神社仏閣めぐり)をゆっくり回って見たいなと思っておりますので余計にうらやましいです。
その様に思うと、健康である時はその有難味さえも考えた事はありませんが、
こうなりますと本当に『健康はいいな』としみじみ思います。
しかし、『うらやましい』がっても仕方がございませんし、先にも進みませんので、
いつかは、花粉症を克服して是非参加して見たいですね。
その為には、少しでも健康を保つように、
運動する事。
しっかりと食事を取る事。
ぐっすりと寝る事。
あとはストレスをためないためにも、遊ぶを大切にして行きたいと思います。
作業療法士になる皆さんへ
2013年3月09日(土)
国家試験も終わり、試験勉強にかまけて、就職先が決まっていない人は、大慌てですね。
でも、作業療法士は有資格者が少ないので、
作業療法士を募集中の施設や病院は、実は探せばまだあります(当院もですが…)。
募集をしていても、それぞれの施設や病院での新人研修は、3月後半には始まります。
新人研修に乗り遅れないためには、急がないといけません。
社会人としての門出です。
急く気持ちも分かりますが、ちゃんと選んで下さいね。
自分でちゃんと選ばないと後で後悔します。
理学療法や言語療法に比べても、
作業療法なんて、学校に行くまでに定まったイメージを持っていた人なんてほとんど居ないと思います。
学校を卒業する今の時点でも、良く分からないって思っている人は少なくないと思います。そんな形の定まらない、仕事の範疇も広く、良くも悪くも貴方しだいの職業です。
同じ資格を持ったから、みんなが同じ仕事をするわけではありません。
同じ患者さんを前にしたら、みんなが同じ事をするわけではありません。
貴方が作る作業療法士が、これから一人生まれるのです。
人に薦められて、流されて、学校を選んだ人も居るかも知れませんが、これからはそうもいきません。
貴方が、貴方らしい作業療法士を作れる所、ちゃんと見つけましたか?
急いでいても、ちゃんと自分で選んでくださいね。
知識と専門用語
2013年3月08日(金)
御所南リハビリテーションクリニックの開院まで、
いよいよ残すところ2か月となりました。
開院準備が佳境となり、かなり尻に火が付いてきました。
さて、この開院準備の際に改めて実感したことですが、
工事の図面を読める人がとても少なく、用語も難しく、
図面や資料で説明されても、なかなか理解ができないことがあります。
要望として、「これがほしい」「あれがいい」などを挙げても、
「この商品を付けると、これを付けることができません」とか
「このようにすると、別部分についてこうなってしまいますので、いいですね」
ということが、いっぱいあって、何がどうなっているのか・・・・さっぱり。
そんな、「あれにするか」「これにするか」を選ばないといけない時、
図面を読んだり、工事の作業イメージが掴めたり、そんなことができると、
「何を選んで、どの部分を諦めて、何で代用して・・・・」ができるのですが、
素人では、なかなか分からず、どうしても意思疎通が難しいですね。
素人が齧った程度の知識や用語では、却って誤解を与える状況すらあります。
それに、自宅と違って、
センスも、感覚も、仕事の仕方も・・・・使う人がみんな違う人なので、さらに難しい。
これは、逆も言えることで、
医療現場は働くスタッフも利用する人もその環境も特殊な状況ですので、
建築関係者にとっても、細かいこだわりは分かりにくいそう。
これって、
医療や介護の情報やサービスを提供する側と、
医療や介護の情報やサービスを受ける利用者の間にも、
同じような状況があるなぁ・・・・と、改めて実感しました。
責任
2013年3月07日(木)
啓蟄も過ぎここ数日暖かな日が続いています。
少しずつ春が近づいてきていますね。
昨日はお休み。
溜まりに溜まった家事を済ませ、春を探しに一人散歩に出かけました。
土筆を見つけることが出来ませんでしたが、道端や公園の木々に小さな新芽が
たくさん芽吹いている。
小さな発見が心を癒してくれました。
先月のこの部ログでも度々挙がってたリハビリの国家試験。
受験したみなさんどうでしたか?
先月末のボスの部ログでも『資格=出来る』ではないとありました。
まさにその通りで、
それぞれの療法士の名称が与えられ、その名称を使って『働いてもいいよ。』という許可が出ただけです。
患者様10人いらっしゃれば十人十色。
同じ病気でも一人として同じ状態、同じ環境、社会背景の方はいらっしゃいませんし、
リハビリをして病気やケガの部位だけ改善しても患者様に良い結果は生まれません。
知識と技術だけあればやっていける仕事でもありません。
4月から○○療法士として働く予定の皆さんへ。
私たちは人に対して仕事しています。
その人のこれから先の人生が私たちの仕事の如何によって変わってしまいます。
だから、
この名称の重さ、責任をしっかり感じていって下さいね。
たくさんはいらない
2013年3月06日(水)
ウチの息子は、「ピザ」を食べるか?というと、やったー!ピザ!って大喜びします。
しかし、不思議なことに、実際にピザを目の前にすると、
なぜか?一口二口食べると食欲がなくなるのか、その後あまり食べません。
なのに、また、ピザを食べたくなるようです。
見ていると、あまり脂っこいものは得意ではないように思うのです。
どちらかというとアッサリしたものの方がたくさん食べているように思います。
親からすると、一口二口しか食べないピザよりは、
他のものに誘導したいのですが、ピザが良いそうです。
これは、子供だけでしょうか?
そうでもないですよね。
「たくさんはいらんけど、一口欲しいな。」って思うときありますよね。
ちょっとした贅沢ですよね。
お腹はいっぱいにはなりませんが、きっと気持ちが満足するんですよね。
介護が必要になったら、自分では行けないところ、食べられないもの増えると思います。
ちょっとしたことがうれしいって思えるかもしれません。
何気ないことに喜んでもらって、逆にびっくりすることもあります。
足りないって思うのか。
もったいないって思うのか。
うれしいって思うのか。
それは、立場とタイミングの違いって所なのでしょう。
人は気持ちでいろんな感覚が変わります。
満足は、いっぱいなくても感じることができます。
逆に、いくらいっぱいあっても満足できないこともあるのでしょうね。
私たち一人一人の力は微力です。
あれもこれもいっぱいは提供できないです。
それでも満足を感じていただけるように、ちょっとしたことから頑張りたいです。
リハビリテーション外来とは
2013年3月05日(火)
先日のことですが、
所用あって、5月開院予定の診療所の建築現場に行く機会がありました。
躯体が見えるようになってくると、開院が迫ってきていることをより実感しました。
担当している診療所の準備も、抜け漏れないようにしないと・・・と、
ちょっと不安でもあり、気が引き締まるようでもあります。
新規診療所は、「御所南リハビリテーションクリニック」という名称で、
名前にある通り、リハビリテーションの専門クリニックになります。
さて、
「リハビリテーション科」=「リハビリ訓練を受けるところ」というイメージがありますが、
原因(病気や怪我)のいかんにかかわらず、動きにくさや生活動作のしにくさなどの、
動きの障害を治療をしたり、経過を観察することを専門とする医療です。
医師が、状況をみながら、必要に応じて、時期に応じて、
リハビリテーションの選択、生活指導、経過観察などを行います。
「PT・OT・STによるリハビリ」も、「自主訓練」も、「生活指導」も、「マシントレーニング」も、
リハビリテーション科では、一般の診療科で医師が処方する薬のような物です。
「PT・OT・STによるリハビリを受けるため・・・」だけではなく、
動きや生活の障害について、受診・相談していただければと思っています。
あなたの運はいかがですか?
2013年3月04日(月)
ようやく風邪も治まってきました(扁桃腺がまだ腫れてますけど)。
昨日もおとなしく在宅で本を読んでいました。本といっても「本当にあった嘘のような話」などという話のタネにしかならない内容です。
ただちょっと印象に残ったのは、「今まで心理学者は人の知能や性格、遺伝子、外見、育った環境が人生にどう影響を与えるかを研究してきたが、運の良し悪しについて考察した研究はこれまでほとんどなかった」という心理学者の意見と研究を紹介してあった章です※1。
その研究によると自分を「運が良い」と思っている人と、「運が悪い」と思っている人では行動特性が明らかに違うということらしいです。
本を読んだ上で私なりの解釈ですが、目の前に無数のボタンがあったとします。
まずどれか1個のボタンを押せば何らかの良い結果が得られると思われる場合、「運が良い」と思っている人は、どれだけ最短の時間と作業でそのボタンに行き当たるか、考えた上でボタンを押し始める。「運が悪い」と思っている人はとにかく端から順番にボタンを押していく。
どのボタンを押しても、どのような結果が得られるか皆目わからない場合、「運が良い」と考えている人はとにかく片っ端から目に付いたボタンを押していく。「運が悪い」と考えている人は何もしない。
そういうことらしいです。
そんなことを考えながら、今朝、ネットのニュースを見ているとこんな記事が目に留まりました※2。
これはどう考えたらいいんでしょうかね。私なりの解釈以外にも、「一生懸命生きてたら運が向いてくる事もある」ってことでしょうか。
運の良し悪しを主観的にとらえた場合の行動には違いがあるという話でしたが、これを客観的に「仕事ができる」人と「仕事ができない」人の行動の違いに置き換えてもぴったり来るようです。
次回私のブログは3/11です。
※1「本当にあった嘘のような話」マーティン・プリマー、ブライアン・キング著、アスペクト文庫。
見に行ってきました
2013年3月03日(日)
この間、家族で近所にある薪ストーブ屋さんに行ってきました。
私のイメージでは、ログハウスやレンガの家な雰囲気の概観かと思いきや、、
白壁で、ウィンドーが大きな洗練された感じがする今時のお店で、きれいなお店でした。
駐車場の脇にも薪が積み上げられていましたが、お店の壁のデザインの一つになっていました。
そして、オブジェのように薪を店内にも上手に積んでいました。
実際にストーブに火が入っていました。
ガラス張りになった店内はストーブの暖かさでよい感じです。
薪ストーブは初めて実物を見たのですが、大きいですね。
そして、暖かいし、煙たくも臭くもないですね。
しかも、魚やピザやクッキーなどいろいろ料理もできる。
自宅にあれば、ちょっと楽しいかもしれません。
もちろん本体は200℃~300℃もあるのですから、直接触る事はできませんが、
グローブをして、薪をくべたりするのですね。
ストーブもしっかりしたものは、煙突からの排気もモクモクと黒煙ではなく、かなりきれいにする事ができるようです。
この前の部ログは、気持ちわずかな節電の太陽電池のキーボードでしたが、
今回はもっと大きな節電になりそうな薪ストーブでした。
暖房器具と調理器具をかねた薪をエネルギーにした器具です。
電気やガス、灯油を使いません。
ただし、焚き付け、薪くべ、、薪割り、薪集め、手入れ、掃除、しないといけないことはいっぱい。
ボタンでポンっと火や電気がつき、自動で温度調整してくれたりする便利さとはかけ離れます。
しかも、今時の省スペース化を目指した機械と違って、結構なスペースを必要とします。
それも一回設置すると、シーズンオフだからってお片づけできません。
自宅につけるには、お金もかかりますが、何よりやる気と勇気と覚悟が必要ですね。
便利に慣れた私達は、電気やガスがなくなるなんて考えたくないですね。
(子供の頃、祖父母の家が薪でお風呂を沸かしていたことを思い出しました。
当たり前だったらそれが苦労に感じないのでしょうが、単純にすごいなって思いました。)
だからこそ、備えはどんな形がいいのか、
あれやこれやと、たま~にですが考えています。
かれこれ
2013年3月02日(土)
1週間を超えてしまいました。
先週の金曜日からずっと風邪です。
土日をおとなしく過ごしていたにもかかわらず、全く改善の兆しも見えなかったので(どちらかと言うと悪化した)、インフルエンザを疑いましたが、検査の結果は陰性。
ただの風邪でここまで引っ張るとは…。
ここ2〜3年はあまり風邪を引く事もなく(昨年出張中にありましたが)、久しぶりにしっかり(?)引いてみたら、治りの悪い事悪い事。
これも衰えの結果なんでしょうけど、ショックですねぇ。
20代の頃は、風邪なんか一晩も寝てりゃ治ってたのに。
これがさらに20年もすると一回の風邪で寝たきりになるリスクも大きくなるんでしょうね。
暦の上では3月ですがまだまだ寒い日が続きます。皆様お体を大切に。
次回私のブログは3/4です。