立体裁断
2013年9月29日(日)
前回のエントリーで立体裁断のものが好きだと言うお話をしました。
これは、服など体の形にあうように考えて生地が切られたり縫われたりしている商品ですが、
最近でこそ、この立体裁断で縫製した商品が多少でも増えてきましたが、
一般的に売られている商品のほとんどは、
前身ごろに後身ごろを縫い合わせるような普通のつくりになっています。
普通の縫い合わせだと、
膝やおしりが曲げると引っかかったりするなど、動きが制限されるようなことが起こりますが、
立体裁断された商品は、それがかなり少なくなります。
これは、軟性装具でも同じで、
手のスプリントとして、ネオプレーンとかを使ってサポーターを作りますが、
普通に裁断・縫製して作ると、引っ張ったり矯正している部分の
あたりが不均一になったり、不快になったりしやすいのですが、
立体裁断で縫製されていると、肌に当たる面が均一で、あたりが軟らかくなります。
しかし、
立体裁断の型紙を作るのはとっても難しいので、なかなかハードルは高いですが・・・。
いろんなものが、そういう構造をしていればと常々思ってたりしています。