声かけが重要です(*^_^*)
2013年8月31日(土)
あ~今日も一日が無事?終わったぁ~。外来リハビリは毎日が緊張です。天気やら京都市内の祭りや行事などに客足が凄く影響します。それと一人のスタッフの対応で、その施設の評判がダイレクトに影響しますからね。この緊張感がたまらないと言う方もいるかもしれませんね。
さてさて、今日は何を書きましょう。そうですねー。続きは次回としましょう。
、と言いたいところですね。
今日は、「声かけは重要」と言う事を皆さんに簡単に伝えます。
「励まし」「共感」などの事を言っているのではありません。
介護をしているときに寝返る・起き上がる・立ち上がる・立つ・歩くなど、
介助する皆さん(介助者)は、普通に声をかけます。
けれども介助経験が浅い方や学生、経験者や専門家でも慣れてくると声かけを忘れがちです。
声をかけると「動く」方向が無意識に分るのです。
分ることで視線・頭の向きが進行方向を向き、身体がその方向に動き出します。
声を掛けなければ、介助するときには身体が非常に硬く感じられます。
重さが倍に感じられます。
声を掛けることで「動く」方向を無意識に認識して、視線、頭部の動き自ら介助に協力してくれます。
これにより介助が軽減してかつ自立へつながるのです。
声かけがリハビリの始まりです。けど細かい指示を出すと意識化してしまい混乱して逆効果です。
ここに上手い下手の差があります。これが経験の差ですね(*^_^*)
夏の終わり
2013年8月30日(金)
もうすぐ9月。
8月の終わりというと、
TVアニメの設定などで、子供たちが溜めた宿題を親子でがんばる姿が描かれる頃。
多くの小・中学生には、大変な時期かもしれませんね。
わが息子たちの夏休みは、一足早く25日で終わり、また学校に通う毎日。
学校始まったら始まったで、宿題に追われているようです。
今の時代、親が答え合わせをしたり、管理したりなんかが設定されているので、
子供の宿題なんだか、親の課題なんだか、よくわからなくなります。
そんな姿を見ていて、自分の子供の頃は・・・・と思いだすのですが、
夏休みの宿題や日々の宿題は、
当時、私の通っていた田舎の小学校の方が多かったけど、
もうちょっとみんな適当に済ませていたなぁと感じます。
よほど熱心な家庭でもなければ、親が介入なんてなかったかな?
とはいえ、
私は、いいかげんな子供でしたので、
夏休みの宿題なんて、好きなもの以外しませんでしたし、
日々の宿題は家でせず、翌日放課後に補習でやらされる毎日でした。
放課後の補習でやるもんだから、家ではしない・・・という悪循環。
あんまり、宿題がいやなもんで、
宿題の日記に、「宿題なんでせなあかんねん」「ほっといてくれ」って、
つらつら書いたら、
先生が勝手に地元紙主催の何かに出して優秀賞をとり、
わけもわからず全校児童の前で校長先生から表彰され、
日記の内容を含め新聞に載るという、一家の恥をさらしたこともあります。
(発覚後、おやじにえらい怒られた)
そんな不真面目であっても、なんとか生活はできているので、
宿題を嫌がる息子に、
「そんなにいややったら、先生に掛け合ったらいいよ。父ちゃん何度も掛け合ったし・・」
「勉強しないとできないことはけっこうあるけど、勉強できなくても人生ダメになるわでもないし・・」って、
私がよく言うので、
息子が意を決めて何度か先生に掛け合うのですが、「見てあげて」と先生から家族指導が届きます。
見てあげてって言われても、先生の意図や気持ちより、息子の気持ちに近いんですけど・・・。
10年一昔以上の期間で、時代は変わったんだなぁと感じます。
改めて勉強になります
2013年8月29日(木)
一昨日、外部への研究会に参加致しました。
当病院からの研究発表は3題。
それもトップバッターで、続く発表の2番目3番目も当病院の発表でした。
※プログラムを見てビックリしました。
当事者は事前練習を致しましたが、やはり当日になると緊張は隠せません。
しかし、「いざ」となりますと腹をくくったのか落着いて発表しておりました。
そして発表が終わり質疑応答。
トップバッターであったせいか、多くの質問を受け、
質問に対して返答をされている姿勢を見ると、
発表は僅かな時間ではあるが、それよりも多くの事を調べ深く考えていたんだ、と改めて思いました。
しかし・・・
その後の発表も驚くべき多く質問の数があり、知る事への貪欲さと、興味による探究心なのか・・・
なんたるパワーだと痛感しながら、これこそ大事な事であると、改めて勉強になりました。
新たな研究と、それを改善し変化しようとするには、パワーと気持ちが如何に大切かと思い知らされました。
今回、勉強させて頂いた点を次の新しい研究(宿題)に取り組んでまいります。
おっとぉ
2013年8月28日(水)
危うくブログ落とすところでした。
今月は週一ペースで出張を繰り返していたので、じっくり文章をまとめる暇もありませんでした。
今月は10を超える学校の先生方と意見交換しました。
先生方が一様に言われたのは、今時の学生はいろいろと問題もあるが、ダメだダメだではなく、今の子達に合わせた教育をする必要がある。就職した後も彼らに合わせた卒後教育をして欲しい。ということでした。
私もその考えに異論はありませんが、患者さんやそのご家族は今時の若いセラピストに合わせてくれるんでしょうかね。
皆さんは利用者の立場としてどうお感じになられますか?
次回私のブログは9/3です。
お食事を支えたい
2013年8月27日(火)
今は食べ物も形態を選べます。
ゼリー状のもの、ペースト状のもの、ミキサー状のもの、固形のもの
自宅で使える市販のものも売られていますね。
当グループでも14年前は、ミキサーか、キザミか、普通の食事かって所でした。
なので、水気のものがむせて、きざみが食べられなかったら、
もう食事以外で栄養を取らないといけませんでした。
当時、管理栄養士さんを中心に言語聴覚士と作業療法士もプロジェクトチームに参加して、病院の食事をゼリーやペーストの食事形態を作り、試行錯誤の上で、5段階にしました。食事の勉強会もグループ内でしました。
そしていまは、より多くの人が、口から咀嚼して食べることができます。
もちろん、食べる機能がさらに低下して食べられなくなる方はいらっしゃいます。
いつまで食べるのか?いつまで食べられるのか?
介護施設や病院にいるとずーっと一つのテーマです。
当グループの2つの介護老人保健施設でもそれぞれ管理栄養士さんが居ます。
今日も奮闘してくれています。
そして、時々一緒に利用者を見たり、どうするか考えたりすることもあります。
チームの1人です。
介護老人保健施設でも、いろんな職種がチームになって今日を頑張っています。
栄養が取れれば生きていられるから良いってことでなく、
口から食べたいって思いを微力ですが支えたい。
そんな気持ちがチームにはあります。
14年前、プロジェクトチームに参加していた頃がふと懐かしくなりました。
今では、こんなものを提供するチャンスが私たちの老健にもあるんです。
いろんな職種で一つのチームなんです。
実習生
2013年8月26日(月)
昨夜は涼しいというより、寒いくらいでしたね。
今朝起きたら少しのどの調子がおかしく“○○湯”を一包飲んできました。
気分的なものかもしれませんが、少しましになったような気がします。
ところで、
今日現在、京都大原記念病院には
長期臨床実習の学生さんが理学療法士(卵)5名、作業療法士(卵)4名来ています。
ほとんどの養成校(大学、短大、専門学校といろいろあります!)が
最終学年の春から秋にかけて実習を組んでいるため、
この時期はたくさんの実習生さんが当院で頑張っています。
この実習はリハビリ養成校のカリキュラム一つとして行われ、多くは病院や福祉施設で実施されます。
実習施設に指導できる年数のセラピストがいることが大前提のもの。。。
当院では一人の実習生さんに対してスーパーバイザーとケースバイザーの二人が担当指導者として付いて実習を行っています。
なので、
この時期は多くの中堅スタッフが実習生さんを見ていることになりますね。
この実習、知識や技術だけでなくコミュニケーションや対人交流についても学ぶ必要があります。
そのためにバイザー自身も勉強が必要ですし、自身を振り返ることができます。
実習というと来ている学生さんだけが勉強しているように聞こえますが、
実はバイザーにとっても良い勉強の機会になっています(と思いたい!!)。
バイザーのスタッフも学生さんも大変だと思いますが、
未来のために・・・頑張れ!!
親指は手の要ですよ。
2013年8月25日(日)
今日も夏季休暇中!!
部ログ担当ですが、(*^_^*)お休みしようかと思いました。実は自分に甘いのです。
皆さん突然ですが、親指が使えなくなるとどうなるかご存知ですか?
答えは、手が殆ど機能しないのです。
手提げ袋は握れるかもしれませんが、鉛筆やお箸などが持てなくなります。
また摘むことすらできなくなるのです。
買い物に行ってお釣りを出すことすら時間を要するのです。
本当に不便なんです。
親指の変形が強い場合には、リハビリでは装具療法を選択したりします。
先日、親指の変形が見られた方に対して装具療法を行いました。
患者さまの感想は「あれっ!!10円玉が摘めるようになりました。」と言っていました。
さて、その後は如何かな?
次回のお会いするのが怖いな~。
絵はイメージです。
御所南でのリハビリテーション
2013年8月24日(土)
御所南リハビリテーションクリニックで提供させていただいている
リハビリテーションには、メリハリがあります。
つまり、リハビリテーションを集中的にやる時期と、
上がった能力を安定させる時期として、経過観察を行う時期があります。
通常、介護保険・医療保険問わず、リハビリテーションを希望される方は、
定期的に、ずーっとを希望される方も多くおられますが、
当院では、定期でずーっとというリハビリテーションは提供しておりません。
通常、医療のリハビリテーションは、保険制度上、限られた量しか保険がききません。
発症から150日とか180日が経過すれば、その量もかなり少なくなっております。
多くしてもらっても、小1時間を週1回とか、20分を週3回とか、そのぐらいの量となります。
そして、医療制度のリハビリテーションをするには回復の有無が少なからず影響します。
脳卒中や難病などの日常生活に大きな影響を与える病気の場合、
1段階よくなるために必要な作業や努力は多岐にわたります。
しかしながら、20分程度のリハビリテーションでできることは、かなり限られます。
動作を身につけるようなプログラムをやっていると、すぐに20分が過ぎることばかりで、
その時間に、ちょっと、わかってきたなぁ・・・ぐらいまでいくと良い方かもしれません。
つまり、脳卒中等を改善するためのリハビリテーションとしてみると、
20分では、結果として維持が目的になることの方がほとんどではないでしょうか。
また、
経過観察のとして、
改善や維持のための、自主訓練の指導と習熟、動作の確認と指導と習熟をしっかりと行うだけでも、
必要な物を順番に進めるだけで、すぐに60分がやってきます。
本来は維持として、リハビリテーションが必要かどうかを考えると、必ずしも必要ではありません。
できるようになったことは、(病気さえ落ち着けば)日々の生活で使うことで能力を維持できます。
しかしながら、
できるようになったことを、生活に定着させるのは、一朝一夕にできることではありません。
毎日、使い、試行錯誤し、慣れることによって身に付きます。
また、後遺症が残る方であれば、
あれもこれも、すべての自主訓練や定着のための取組みをする余裕なんて、
日常生活の中ではないことがほとんどですので、
多くを続けるよりも、一つ一つ着実に身につけるほうが効果的に身に付きます。
このため、御所南リハビリテーションクリニックでは、
能力の階段を一段階上がる目的でリハビリテーションを集中的に1~2か月やり、
その上がった能力を使って生活をしていただき、定着させる期間として3~4か月の間は家で頑張る。
集中的リハと経過観察のサイクルを提案させていただいております。
リハビリ通いが終了・・・・がリハビリテーションの打ち切りではなく、
次のステップへ準備する踊り場の期間として、自分の力を活かしていただき、
次の課題が狙えるようになるまで、新たに問題が発生するまでの間、
経過観察として医師及びスタッフでサポートさせていただきます。
そして、その転機が来たら、リハビリテーションを検討させていただきます。
リハビリに通うことよりも、使うことが大事ですので、つかってくださいね。
処暑
2013年8月23日(金)
本日、暦の上では処暑でございます。
夏の暑さも峠を越え、後退し始める時期に入りました。
まだまだ日差しは強いと感じますが、気のせいか、今朝は幾分風が感じられ見渡すとトンボが飛んでいました。
※夏から秋にその風景が変わろうかとしております。
少し今年の夏を振り返ると昨年度よりも暑い日が多く、なかなか寝付かれない日が続いたように思えます。
そのため睡眠不足に夏バテに体調管理に私は苦労しました。
※睡眠不足は体に堪えますね。
いつもでしたら朝までぐっすり寝る事ができたのですが、2~3時間おきに目が覚め、その後すぐには寝れません。
※寝るのも体力が必要なんだと実感致しました。
しかし、それは暑いからではなく年齢による所でしたら、この先も続くのかもしれません。
そう考えると、習慣性にならぬ様に心掛け、不眠症に注意していきたいと思うのですが。
夏の終わりは、日課表を書き戻す時期でもあると思います。
来週から学校が始まる所もあるとお聞きしております。
そろそろ、体を自由時間から学校時間に合わせて行きましょう。
今日もまた出張中です。
2013年8月22日(木)
移動の途中で喫茶店で一服中です。
iPadのアプリにyahooの防災速報というのをいれてます。
先ほど関西電力圏内で電力使用量が97%を越したと速報が入りました。
電気が飛んじゃったらまずいので、控えなきゃいけないんですけど、この猛暑で控えたくとも控えられないところもありますよね。
こういう時在宅で健康な人は自宅の電気を切って、公共の場所へでも移動した方がいいんでしょうか。
図書館、デパート、スーパー、ゲームセンターetc。
私が学生の時は節電のためでなく(使うエアコンがなかった…)、完全に避暑のために喫茶店やパチンコ屋なんかに居座ってました。体力あるやつはプールでしたね。
今年は熱中症の患者さんが急増しているとニュースでもつどつど報道されています。。在宅の高齢者の方々が気になるところですね。
次回私のブログは8/28です。