ホスピタリティ
2013年7月11日(木)
蒸し暑い日が続きますね。
何もしなくても汗が流れ落ちてきます。
我が家では節電、節約でクーラーを使うのを控えていましたが、
夜中に汗だくになって目が覚める毎日・・・
この暑さには耐え切れず、とうとうクーラーのスィッチをon!!
文明の利器のおかげで快適に寝ることができました。
ところで、
ホスピタリティという言葉をご存知ですか?
聞きなれない方もいらしゃると思いますが、これは『おもてなしの心』『思いやり』という意味だそうです。
先日、
京都大原記念病院グループでもホスピタリティ研修が行われました。
研修の中で『人の第一印象はどのように決まるか』という話があり、
第一印象の93%は非言語的な要素である『視覚情報』『聴覚情報』で決まるそうです。
視覚情報・・・態度、姿勢、表情、視線、仕草、身だしなみ
聴覚情報・・・声の大きさ、声のトーン、話すスピードや抑揚
見た目で人を判断するのは・・・と思いますが、
人の第一印象となると見た目が大きく影響してしまうようです。
見た目が良ければ全て良しではありませんが、
サービス業として医療に携わるものとしてはご利用者様に不快な印象(不安)を与えないように
身だしなみは『清潔感』があり、その環境に『調和』した、『控えめ』であることが大切です。
プラスの印象はちょっとしたことでマイナスに転じてしまいますが、
マイナスの印象をプラスに変えるのは何倍もの時間と努力を必要とします。
今一度、自分自身を振り返って、できるところからできることを取り組んでいきたいと思います。
暑いですね
2013年7月10日(水)
今年は昨年よりも早めに梅雨も上がり、連日ニュースで気温が話題に上がってますね。
しかも震災以降は、節電もあってかエアコンの利用も控えめです。
かく言う私も一昨年から、節電とは違う理由で自宅ではエアコンの利用をやめました。それまでは一晩中エアコンつけ続けていました。それが年のせいもあるんでしょうが、とにかく体がだるく感じるようになったんです。
エアコンを極力使わない。やってみるとすぐになれました。
今でも夕食から就寝1時間前くらいまでは居間でエアコンつけているんですが、寝室に移るとエアコン無しです。とたんに汗が全身から噴出すんですが、汗が流れているところに、扇風機の風が当たるとこれがまた格別に涼しいです。寝室に入ってもすぐには寝ずに1時間ほどパソコンを触ってるんですが、そうこうしている内に、汗が引いてきます。
汗が引いたころには、それほど暑くなくなっているという感じです。
そんな感じで二夏をすごし、今年もそうするつもりでいたんですけど、そんな風にしてエアコン使わないから熱中症にかかると、スタッフに指摘を受けてしまいました。そんなのは年寄りだけだろうとは一瞬思ったわけですが、私も今年で50です。先日も50歳の男性が熱中症で亡くなられていました。
おっとこいつはいけねぇと、熱中症予防に大事な「水分補給」調べてみました。
●長時間を睡眠をとった後の起きぬけの1杯。
●朝食で一杯。
●昼食時、お茶などで食事と共に。
●仕事や家事等で体を動かした後の15時頃一杯。
●夕食時の一杯。
●お風呂に入る前後にも一杯。
●寝る前にも一杯。
人間60%は水分です。何でも2%失われるとのどが渇き。3%で食欲減退。4%で体温上昇しだすそうです。
1%の水分といえば、体重50キログラムとして500㏄。え、結構多いじゃん。なかなかそこまで汗かかないよと思われる方もいるかもしれませんが、真冬でも寝汗だけで200㏄以上汗流す事を考えれば、真夏の1リットル、2リットルはすぐでしょう。
熱中症で倒れられる大半の方が高齢者という事を考えると、単に水分だけの問題でなく、体温調節自体が加齢により難しくなるようです。水分補給を心がけるだけでなく、エアコンの利用やアイスクリーム、アイスキャンデーの摂取が効果的だそうです。
次回私のブログは7/16です。
外来で来られる方は・・・
2013年7月08日(月)
御所南リハビリテーションクリニックが開院して、1か月が過ぎました。
おかげさまで、多くの方に利用していただいております。
さて、クリニックへの通院ですが、
公共交通機関等による通院や、近隣のパーキングの利用をお願いしております。
(当クリニックでは、利用者用パーキングはございません)
受診では、医師による診察と検査を受けたり、リハビリを受けたりするなどにより、
1時間から2時間程度かかる方も多くおられます。
受診の間といっても、駐車時間が長くなることがありますので、
駐車禁止区域除外指定の自家用車であっても、
近隣パーキングに停めていただくようお願いしております。
もし、ご家族の車でご来院され、介助や介護が必要な方場合には、
近隣パーキングに駐車されている間、
必要な対応をさせていただきますので、
お気軽にクリニックスタッフまでお声掛けください。
ご協力お願いいたします。
七夕
2013年7月07日(日)
7月7日は七夕。
昨年度の天候は曇りだったかと思います。
今年こそは天を仰いで星星を見て過ごしたいものです。
※星を見ながら、季節感(夏の星座)をしみじみと味わってみたいと思う今日この頃です。
子供がいるとなかなか優雅なひと時(自分の時間)を過ごす事は難しいですね。
思い出します。幼い頃、短冊に願い事を書いて笹の葉につけて
『どうか○○をお願いします。』と願ったものでした。
その願いとは・・・今思うとたわいもない事です。
子供が考えつく、自分勝手な願いであった事には間違いありません。
しかし、今の願いとは・・・・。
自分の事ではなく家族の事になりました。
人は成長すると共に、利他的になる事かもしれません。
利他的であるからこそ、自分が生かされている事を実感するのかも知れません。
そう思うと、ボランティアなどは利他的なもの代表であると思います。
これこそ必要とされている、その実感を味わう事を機会に責任を学ぶのかも知れません。
その様に考えると、今の若い方々の方が私よりも実感を味わう、与えられた機会は少なくなった気が致します。
※高度成長期は機会が多く、先進国になるにつれ少なくなったのでしょうか。
※その様に考えると、希望を持つ事は難しい世の中になったのかも知れません。
しかし、希望は捨てないで欲しいと願うばかりです。
今年の願いは・・・。
与えられる機会は少ないかも知れませんが、得る機会や場所は多々あります。
自ら機会を作り出せる人、創設する力を身に付け社会に貢献して下さい。
言っといて!言うときます!
2013年7月06日(土)
私は、日々、ふらふらと、
おおはら雅の郷と、博寿苑と、京都大原記念病院を行ったり来たりしています。
利用者さんの中には、
京都大原記念病院を退院後、老健に入所された方もいらっしゃいます。
博寿苑は病院と廊下続きですから、病院のスタッフとも出会います。
しかし、おおはら雅の郷は近いとはいえ、別の場所にありますので、
同じグループの施設ですが、病院のスタッフと出会うことは、まあありません。
ですので、私があっちもこっちも行っているというと
「リハビリの○○さんは元気か?」「リハビリの○○さんによろしく言っといて」などと言われることもあります。
退院後も病院のスタッフを覚えてもらえている。
そして、好意的に気にしてもらえている。
それは、とってもうれしいことです。
ですので、またふらふらと病院に立ち寄って、その○○さんに伝えます。
すると、やっぱりそのスタッフもとってもうれしそうに笑顔で返してくれます。
私たちにとって、自分が良かれと思ってしてきたことが、良かったといわれる事ほどうれしいものはありません。
でも、そんな機会はあまりありません。
ですから、こういう言葉は預かったら互いにちゃんと伝え合います。
リハビリは言うても、しんどいことや、痛いこと、めんどくさいことをすることがあったりします。
あるどころか、そんなことばかりだったりもします。リハビリ中は嫌がられることもあります。
それでも、退院後に好意を持ってもらえるのは、そのスタッフもその利用者さんも、
互いに協力して頑張ったからだと思います。
今日も、みんな病院で頑張っています。
スタッフも、患者さんも、笑顔で会話してもいますが、一緒に頑張っています。
退院してからも、頑張っていたときを少し思い出してもらえると、うれしいなあ。
昨日は。。。
2013年7月05日(金)
早いものでもう7月です。
新人さんが入職して3ヶ月が過ぎました。
配属された時は右も左も分からず、事ある毎に時間が止まったかのように固まっていましたが、
少しずつ業務も覚え固まる時間も少なくなりました。
ところで、
昨日は京都大原記念病院32回目の創立記念日。
職員を慰労する意味も含め、創立記念式典が執り行われました。
職員と来賓の方を合わせ600名程。
久しぶりに顔を合わせるスタッフも多く、楽しいひとときを過ごすことができました。
そんな中、
式典の挨拶をグループ代表がされた時に、この32年間を支えてこられた奥様への感謝の気持ちを話されました。
『ありがとう』という言葉は簡単なようですが、面と向って言うのは気恥ずかしいものです。
特に家族に対してとなると、私自身なかなか伝えることができていません。
それをたくさんの人の前で話され、とても素敵でした。
『ありがとう』という感謝の気持ちも『ごめんなさい』という謝罪の気持ちも、タイミングを逃してしますと言い難くなってしまいます。
特に『ごめんなさい』のタイミングを逃してしまうと、それがどんなに些細なことであってもお互いに遺恨が残ってしまいます。
だから、
心の中にありがとうやごめんなさいの気持ちあったら、迷わず伝えられるようになりたいですね。
年の数え方
2013年7月04日(木)
一昨日から昨日の2日間、出張で青森でした。飛行機だと気分不快になる確率が高い私は陸路弘前、八戸と行って参りました。
地域性でしょうか、時期でしょうか、時代でしょうか。東北新幹線でも、青森の在来線でも上り下りに関係なく、カジュアルないでたちの高齢者の方を多く見かけました。それまでの出張ではそれほど高齢者の方々を見かけませんでしたし、何か当地でイベントがあった風でもなく、よくわかりません。でも高齢者の方が隠居後もあちこちへ出かけられるのは良い事です。
さて今日は7月4日アメリカの独立記念日でありますが、京都大原記念病院の開設記念日でもあります。
今年で開設32周年です。32年ですよと言っても、人によって感じ方はまちまちですし、実際に32年と言う年月を過ごした事がない人には実感するのは難しいかもしれません。
ネットを見ていたら、開設年はロナルド・レーガンが大統領になり、チャールズ皇太子がダイアナと結婚し、岡本太郎氏がテレビで「芸術は爆発だ!!」といっていた年です。
レーガンもダイアナも、岡本さんも今は亡く、隔世の感があります。
京都大原記念病院のリハビリテーション部には理学療法士、作業療法士、言語聴覚士合わせて152名のスタッフがいますが、
この病院が出来た時、成人していたのが1名。高校生が1名。中学生が3名。小学生が2名。小学生未満が82名。生まれていなかったのは63名。
私が就職した年に生まれていなかったのが47名。言い換えると自分の息子、娘と言っても年齢的に通るのがそんなにいる!!
通りで話が合わないはずです。
次回私のブログは7/10です。
若いセラピストへの応援
2013年7月03日(水)
最近の新卒のセラピストの方々に対して思う事は、食わず嫌いの方が多い。若い衆は、「教えてもらってない」「学校で習ってない」などと常套手段で問題を回避してきます。
チョッと待て!! 俺も言ってたなぁ。
けど、そんな言い訳は通用しないことは分っているはずです。この道を選択したのは君たちセラピストです。努力して国家試験をパスしてライセンスを取得したんです。
習ってないから出来ないは通用しません!!
今も昔も自分から経験しないと成長は無いです。
患者さんと同じです。自分から考動しないと成長は無いのです。
失敗を恐れるな。 失敗は成功の何十倍もするものなんです。
力とコントロール
2013年7月02日(火)
リハビリテーションを受けたことがある方ならご存知だと思いますが、
体のリハビリテーションでは、必ず筋力トレーニングが含まれます。
これは、どの運動でもスポーツでも、言われることなので、
素人考え的にもわかりやすい内容ではないでしょうか?
でも、
リハビリで医師から動くように言われても、
体を動かすことが好きだったり、慣れている人は運動するし、
苦手な人は、運動量がなかなか増えないということも少なくありません。
しかし、動いて筋肉が太くなったら動くようになるか?といわれると、
そうはうまくいかないものです。
筋肉の強さを分かりやすく車で例えると、エンジンの大きさ(強さ)です。
確かに、力が強くなると、速度もパワーも出るようになりますが、
だからと言って、上手に車が動くようになるかというと、そんなことはありません。
かえって、エンジンが大きくなった分、調整は技術が必要なります。
つまり、運転する技術は別に練習する必要がある。
ということで、
体は、筋力だけではなく、操作する技術も練習する必要があります。
たとえば、
筋肉をうまく動かせないということは、
本当は1/5の力でいいところを、それ以上の力を出すとか、
関係ない筋肉に力を入れすぎたり、逆に必要なのに力が弱かったり、
そういう調整がうまくいっていないということですし、
動かし方が雑ということでもあります。
大きい車やスポーツカーを買ったら、それに見合った運転能力が必要なように
筋力を鍛えるときには、使う能力を育てることが大事ですので、
体を動かす時には動かしかたにも目を向けてくださいね。
メリハリ
2013年7月01日(月)
7月に入りました。
当リハビリテーション部ならびにグループの新入職員は入職して3ヶ月が経ちました。
※私の感覚としては『はや!』です。恥ずかしながら、やっと名前と顔が一致したかと思ったところです。
兎に角ここ最近月日が経つのが早く、特に1年はあっと言う間に過ぎてしまいます。
新入職員の方々は『時の経つのが早い』と感じているのか?『やっと3ヶ月経った』と感じているのか?きっと人によって、さまざまでしょう。
その様な中、先月から今月にかけてグループ研修で3ヶ月目標を作成された、その振り返り時期と新たな目標に向けたスタートの月です。
そうした時期です。
そうした自己啓発に取り組んで行くに、ここはしっかりコーチと二人三脚で進めて欲しいところです。
しかしながら、力入れ過ぎても困ります。まだまだ先は長いのですから。
※人生は日々勉強の連続ですから。
ここは落着いて、夏季休暇が取得できる時期(当病院は7月~9月までに)ですので、楽しむ事も忘れずにして頂きたいところです。
7月は海の日に七夕に、京都では祇園祭に楽しい行事がございます。
仕事の疲れを忘れ楽しんでください。
※羽目を外しては行けません。学生ではありませんから。
しかし、
しっかりと楽しむことをする。 やるべき事をする。 するべき事は成す。
この時期、メリハリを勉強する事も社会人にとって身に付けなければならない一つであると思います。