やっぱ、難しい
2012年10月10日(水)
今日は10月10日。以前なら「体育の日」でしたけど、今は祭日でもなんでもない「目の日」ですね。
出張が相変わらず続いています。
秋は勉学の秋でもあるわけで、今週は院長も、副院長も、看護部長も学会参加のため出張です。勉強嫌いな私は求人出張ですけど。
出先で多くの学生の方と話す機会があるわけですが、よく聞かれるのが「140人もスタッフがいてみんな仲がいいんですか」と言うことです。
「君たちの同期は何人かな」「そのうち話が合わない奴はいないのかな」「嫌いな奴はいないのかな」そう返していくと、自分たちがどんな質問をしていたかわかるようです。
「大事なのは」と私が必ず言う事なんですが「誰の方を向いて仕事をしているかだ」。「誰にでも好き嫌いはある。重要なのは患者さんにとって大事なこと、必要なことを行動すること。職員の好き嫌いで大事なこと、必要な事を連絡しない、報告しない、相談しないということは許されないし、する奴はいない」とまぁ啖呵を切るわけです。
私も出来た人間ではないですから、好き嫌いはあります。例え嫌いであってもうまく付き合っていくように心がけています。
と、まぁ偉そうに考えていたわけですが…
よくよく考えてみるに自分が嫌っている人と当たり障り無く付き合うより、自分を嫌っている人と付き合う方が、気持ちの上では難しいのではないかと。
昨日話した若いスタッフは「普通にやるしかないんじゃないですか」と言ってました。それしかないのはわかってますけどね。自分が嫌っている人間と付き合う時の気遣いやストレスなんか想像するとね、考えすぎなんでしょうけど。
嫌われた方は平常心、嫌った方はストレス増加。「嫌い」って言うのは「嫌った」方だけの責任ってことなんでしょうか。そうじゃないはずなんですけど。
次回私のブログは10/15です。
トノサマバッタさん
2012年10月09日(火)
しばらく前、息子が大きなトノサマバッタを捕まえてきました。
息子がバッタを捕まえたのはこれが初めてです。
※今までで、息子が自分で捕まえたのはダンゴ虫ぐらいです。
「逃がしてあげるか?」ってたずねたら「いやだ」ってことで、
飼うことになりました。
我が家で生き物を飼うのは、これが初めてです。
取り急ぎ、
インターネットで買い方を調べ、
ホームセンターで飼育ケースを買い、
息子と公園で草を摘んできました。
そして、それから毎朝息子と娘と一緒に公園に行き、草を摘んでいます。
※公園といっても家の目の前なので、どこかに行くという感じでもないです。
※草を摘むのも結局息子も娘も草を引っこ抜く力がなく私が抜いて、子達が草を持って帰るって感じです。
でも、朝に子供とバッタさんのために草を摘むのは、少し気分が晴れて気持ち良いですね。
今までちゃんと調べて、バッタを飼ったことはなかったですが、
バッタってちゃんと飼えるんですね。
ちゃんと草も食べていますし、ウンチもしています。弱った様子もありません。
ただ、一匹なので繁殖まではいかないでしょう。
せっかく飼ったのですから、
世話をして、最後はお墓を作って弔うところまで、息子にさせようと思います。
バッタなので、小さいし、家の小さな庭にもお墓が作れます。
ちゃんと世話して、最後はちゃんと悲しみも学習してほしいと願いつつ。
※バッタさんへ、弔う話でごめんなさい。まことに勝手ながら、わが子の成長にご協力願います。
感謝。
お葬式はわが子達も出席したことはあります。
でも、まだ命については未学習です。
命の尊さは理屈じゃないって思います。
だから体感して欲しいって思います。
今のところ、草をとりにいくのをサボろうとする息子に、
「バッタさんご飯あげないと死んじゃうよ。」って言うと、
ちゃんと草をとりに行きます。
生き物飼うのも良いなと、思っていたら、昨日キャンプに行った先で、
一緒に行った小学生のお兄ちゃんと息子が、一緒に虫取りをして、
バッタが5匹に増えました。
バッタさん、飼育ケースが狭いけどごめんね。
寒露
2012年10月08日(月)
今日は体育の日でもあり、暦では寒露ですね。
いつもより今朝は、目覚めと同時に『寒い』と感じました。
また新聞を取りに外へ出ますと、頬をかすめる空気は『冷たい』とも感じました。
寒露。
この頃から、そろそろ秋が深まって参ります。
特にその風景や環境は冬の支度を足早に整え始め、
それは『もみじの紅葉の頃であり』
『菊がそろそろ咲く頃でもあり』
『こうろぎなど虫が鳴き止む頃の』季節となります。
ここ京都大原でも、日毎に寒暖の差を感じつつあります。
そうなりますと、里の風景は朝夕霧に覆われ車のフロントやバイクのシートに露が掛かり始めます。
その様な中ではありますが、霧が晴れ、光が射し込める時の風景は何とも幻想的です。
そうしている間に紅葉が進み、木々は身を変え、とても綺麗であり何とも目を愉しませてくれます。
皆様の身近な風景や環境はどうでしょうか?
私の身近な所では衣替えです。
夏服を片付けながら、秋冬の服を出したりしております。
また、掛け布団を出したり、コタツやストーブを押入れから出したりしております。
とにかく出したり、片付けたり大忙しの日々です。
この様に、この季節は生活環境も衣替えの時期でもあります。
皆様、忙しい日々とは思いますが少し心の余裕を持って、耳を澄ましてみたり、目線を変えて見るなど、
『五感で体感する』のも良い時期ですね。
日本独特のイベント?
2012年10月07日(日)
運動会シーズン真っ盛りですね。
私の周りでも運動会の波が押し寄せてきています。
2週間前に長男の小学校、昨日は次男の保育園、そして、今日は区民運動会。
日本人って、運動会好きだなぁ・・・・って、この時期になるといつも思います。
では、私はというと、運動会というイベントそのものが大嫌いなんです。
出るのはもちろんですが、空気もあんまり・・・ちょっとしたトラウマの一つです。
というのも、
私の生まれ育ったところは、小さい田舎風情の地域でして、
その地域に住む大人は、何処の誰の子どもかが大よそ判るぐらい狭い学区でした。
当時は、小学校運動会ともなると、
地域の大人が集まる楽しいイベントの一つで、午前中には赤ら顔もちらほら。
子供相手に、心無い対応あり御説教あり、そんなこんなで、
「勉強は成績が公開されないのに、運動が強制的に晒されるというのは不公平だ」
と思い始めたことが、トラウマのきっかけになりました。
そういえば、現代の運動会は、そんなトラウマの飲酒は禁止されているそうで、
私みたいなトラウマも生まれにくくなっているので、安心ですね。
そもそも運動会って、日本独特のイベントらしいのですが、
以前、知人の外国人さんも楽しいと言っていたことを覚えています。
家族みんなで気合を入れて、
前日に縁起を担いで豚カツとか食べて、朝から場所取りして、お弁当詰めて・・・
(ちなみに、お弁当箱がある国は少数派のようで、最近欧州で弁当箱が流行っているらしい)
家族がひとつになるようなところも含め、楽しまれているのでしょうね。
いってきます!
2012年10月06日(土)
10月11日(火)~13日(土)にリハビリテーション・ケア合同研究大会札幌2012(通称リハケア)が開催されます。
この研究大会は日本リハビリテーション病院・施設協会、全国回復期リハビリテーション連絡協議会、全国老人デイケア連絡協議会等々・・・
医療介護福祉に関 わる団体が合同で開催されるもので、医師、看護・介護、リハビリ、相談員、各自治体等々、いろんな所で働く様々な職種の方々が集まります。
今回この大会に座長として参加することになりました。
仕事ではありますが、
久しぶりの北海道(といっても過去に3回ほどしかいったことがありません)、
久しぶりの飛行機(10数年ぶり)etc etc
観光するヒマも、遊ぶヒマもないと思いますが、
いろんな出会いを大切にし、見識を深めてきたいと思います。
10月の北海道・・・寒いかなぁ。
美味しいもの食べて暖まります。
物忘れ
2012年10月05日(金)
最近、物忘れが多い様で、
なるべくメモは取る様にはしているのですが、そのメモをどこかに置き忘れたり・・・。
家族から『あの件、あの事、あれ何て言ったっけ?』最近、多いとの指摘を受けました。
自分では気付いておりませんでしたが、よくよく考えてみると確かに心当たりがあります。
頭ではイメージは湧きますが、単語がでない。
単語を思い出すにもすぐに出ないものだから、相手の力を借りて出そうとする。
※『あれ、あれ、そう、あの件・・・・どうなっている?』
『○○ですか?』 『そう○○だよ。』 『○○の件だよ。(復唱してインプット)』
この様な話の進め方をしている様で。
時にイメージとは違う単語を口にして、突っ込まれて、『そんな事、言った覚えはない』
苛立ちを隠せなかったり。
また、単語を思い出す事も言い直すのも最近では面倒と思う様になっております。
とても過ごしやすい季節ですのでスポーツにレジャーに食欲に、あれやこれや、やることがいっぱいあります。
しかし、
予定が立て込んだり(運動会に清掃作業に・行事に・・)、
調整に手間が掛かったり(役員のお仕事に・・・)、
集中力が持続しなくなったりして(年齢に?寝不足に・・・)、
この様な状況が続くと、さらに気持ちにも余裕が無くなり、
思い出す事をしないままに次の事をしてしまう。そうなると物忘れの助長をしている様な。
過ごしやすい日々です。
時には家族の指摘に耳を傾け、もう少し心に余裕を持って過ごしてみます。
※記憶の出し入れの練習として、脳トレでもしようかな。
愛用品が壊れちゃったよ
2012年10月04日(木)
10数年程、愛用していた腕時計が壊れました。
もともと、腕時計は好きではなく、学生自分より懐中時計を使い、
就職してからも2年は懐中時計を使っていました。
しかし、
訪問リハビリをお手伝いする事になった折に、どうしても懐中時計では不便があり、
腕時計を探してこの時計を見つけました。
この時計にした決め手は、見た目が気に入ったのはそうなんですが、
秒針が見やすい事と、文字が見やすい事、これは仕事上での実用性ってことで、
それ以外に何より、私は手首が細く大きな時計は合いませんから、
あまり文字盤が大きくない事です。
私の手首は細いので女性用の時計がちょうど良かったりしますが、
女性用はさすがに身につけているとあらぬ誤解を招きそうなので、
男性用の時計から探しています。
この手首の細さが腕時計を敬遠していた理由でもあったのですが、
この時計を見つけてからは、腕時計を毎日つけるようになりました。
そして、電池交換、ベルト交換を何回したでしょうか?
特にベルト交換は、普通に買ったままではベルトの穴が手首に合わないので、
いつも穴をもう一つ自分で開けて使っていましたので、
穴の始末もできず穴がつぶれやすかったのでしょうか、
何度もベルトは交換しましたね。
その時計もとうとう壊れてしまいました。
メーカーのホームページにも同じものはないようです。
時計屋さんを目にすると一応探すのですが、ピンと来るのになかなか出会いません。
人との出会いもそうですが、物との出会いも一期一会
今出会えたことを大事にしたいですね。
どんなものでも欠点はありますが、自分が選んだものには自分が見出した利点があります。
その利点が他の物にも同じようにあるとは限りません。
どんなときでも、
自分の物は自分で選ぶってことは忘れないでいたいです。
だからこそ愛着もわくし、満足もできると思っています。
福祉用具も同じです。アドバイスはいろんな方から頂いても、
これからの幸せのためには、使うあなたが選ぶべきだと思いますよ。
申し訳ない
2012年10月03日(水)
10月になりました。年度後半ですね。
今日は出張の合間の出勤です。ネタはいろいろあるけど、バタバタしているとなかなか腰を落ち着けて物は書けないもので、我ながらなんとなく中身が薄いなぁと思えるブログが続いています。
6日も職場を空けていると、ただでさえ書類の山の机の上に、更に書類が降り積もり、メールも1時間やそこらでは読みきれないほどの量になっています。
そうなってくると書類を一生懸命作成した人にも、メールの文面に苦労した人にも申し訳ない話になってきますが、飛ばし読みをしなければならない事もままあります。
一応物事に優先順位をつけてしっかり読むべき書類、目を通すだけの書類など区別をつけているつもりですが、急いでいるとその判断も誤りがちです。そんなこんなで私自身の判断ミスで更に皆に迷惑かけることもしばしばです。
世の中に私よりうまく仕事が出来る人間がいるのは間違いないのですが、 私が定年になるか、倒れるか、より適任者が現われるまでは、周囲には我慢してもらうしかないようです。
次回私のブログは10/10です。
意外な真実
2012年10月02日(火)
電気自動車を良く見かけるようになりました。
地球温暖化対策やエネルギー対策などだけでなく、
今は災害対策が叫ばれ、そして今年は節電の夏、そんな時代の流れでしょうか。
そんなこともあって、
電気自動車の満充電で、2日分の電気をまかなえます・・・なんてCMもありますね。
このCMを始めてみたとき、
「すごいね2日分も貯めれるんだ・・・すごい時代になったねぇ」と素直に思いました。
さて、
私は車やバイクが子どもの頃から好きだったと以前書いたと思いますが、
カタログや雑誌を見るにつけ、
電気自動車走れる距離が短いし、もう少し進歩しないと買いにくいなぁ・・・
なんて思っていたりもしていました。
そんなある日、
CMを見ているとき、この2つの情報がピンとつながって、
「家庭電力2日分で200kmそこそこ走れるんだ・・・。」
「あれ?100kmと家庭電力1日分が同じってことは・・・」
「通勤で車を使って往復50kmって普通にあるけど、乗り換えると1.5倍/日の電気使用量?」
「ハイブリッドカーで30km/Lだから、100km走るのに3.4L・・・」
「ということは、ガソリン3.4Lで1日分の電気を生み出すことってできるのかなぁ?」
「家庭用ソーラーや燃料電池が流行っているけど、車と家庭電力を両方十分賄えるのかな?」
「ガソリン代と電気代では、電気代のほうが相当安いっていうけど、CO2はそんな差があるの?」
考えれば考えるほど調べれば調べるほど、何が地球に優しいのか・・・なんてことがありました。
日本では、Economy(倹約・節約)とEcology(自然環境保護)両方ともエコと使いますが、
安いだけなのか、環境に良いのか、両方加味しているのか・・・そんなこともごちゃ混ぜで、
インターネットを含めて、情報が多くあっても、いったい何が良いのかを知ることも難しい。
リハビリの情報も比較的そんな情報が氾濫している時代です。
また、同じようで違う言葉や状況もたくさんあります。
一方的な見方や効果で考えたり、自分の視野を優先したり、
そして、言葉の使い方が混ざらないようにしないと、エコと同じようになっていまいます。
いろんな立場があるので、情報が錯綜するのは仕方が無いのですが、
情報を偏り無く受け取るにも、活用するにも、十分な配慮が必要ですね。
今のところ我が家では、2~3日分の電気が貯めれる電池とソーラーパネルを
安価に買えれば良いのになって思っています。
技を盗むって?
2012年10月01日(月)
彼が盗めって言ってましたね。
でも、盗むには下地が必要です。
まずは、相手のしている理由がわからないと同じ事をしているつもりでも、
同じ事ができません。
まねる事が大事と言われますが、ただまねをしても同じです。
私が思う盗むってことは、
例えば木を削って彫刻するとします。
木に現れる変化を比べて、自分となぜ師匠は違うんだろう?同じ事をしているつもりなのにって疑問を持つと思います。
そうです、なぜか師匠がした後は感動するほどすごいのに、自分がした後はただ削っただけになるんです。
そこで、理由を道具の違い?木の材質?木目????って思いますか?
だって、師匠が自分の道具を使って自分のを修正しても感動できるものになると思いませんか?
きっと、まず自分の腕前不足や自分が感じていない何かを師匠は感じたりしたりしているに違いないって思いませんか?
それが、盗む第一歩です。
盗むっていうのは、その疑問を感じるってことであって、
後は疑問を解決する為に努力して解決できるようになる事だと思うのです。
どんな職人さんも師匠が居たとしても、師匠と同じで満足はしないでしょう。
でも、師匠はいつまでも目標かもしれません。
それはきっと自分で身につけた事と師匠が身につけている事は、寸分違わず同じではないからこそだと思います。
だって盗んだ技は自分で磨きをかけていくうちに、
同じ技でも自分だからできる技に微妙に変化して、昇華されていくと思います。
作業療法士も、理学療法士も、言語聴覚士も同じです。
先輩や師匠がしている事から盗んでくださいって言葉は、
きっと、あなたがどれだけ疑問を抱いて解決できるかって問われているんですよ。
そして、
ヒントは患者さんの言動や些細な反応にきっと有ります。
でも、学生さんは実習がありますが、些細な反応をすぐ見抜くのは難しいので、
実習では(指導者のマネよりも)患者さんのマネをできるだけ精密にたくさんすると、見学だけよりも数段感じることが増えますよ。
昔、
美術の授業や通っていたお絵描き教室で、イメージ通りにいかない自分の作品を先生がなぶると、
なぜか整って自分のイメージより良くなる。
そのかわり自分の作品でもなくなった気がして、少し悲しくなったことを思い出しました。
今でも美術館にいったりして鑑賞するのは好きですが、
美術の技を盗むにはいたらず、自分ではイメージどおりの作品が作れないまま今に至ります。
美術の技を盗めていたら今と違う事していたかな?