京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

あんなこと

高岡

見て・食べて・美味しい!!

2013年11月30日(土)

嬉しいニュースです!

9月25日に東京ビッグサイトで開催された、『第一回嚥下食メニューコンテスト』(主催=日本医療福祉セントラルキッチン協会、嚥下食ドットコム)の決勝審査に、京都大原記念病院グループのおおはら雅の郷と給食委託会社の塩梅なにわとの合同チームが応募総数128組のうち8組が進出する決勝に選ばれました。

 

嚥下食とは噛む力や飲み込む力が衰えてしまい、口から食べられなくなった方が、食べられるようにするための食事。

食べられなくなると、栄養が取れなくて栄養失調を起こしたり、誤嚥をして肺炎などの呼吸器の病気にかかったりしてしまいます。

嚥下食は摂食・嚥下障害のあるご利用者にも安全に美味しく召し上がっていただきたいと考え作られたものです。

 

見てください!!

赤魚もきぬさやも素材をペーストにしてから作られているそうです。

嚥下障害のあるご利用者に目で見て、

『美味しそう!食べたい!』と思っていただきたい!

作り手の心のこもった一品ですね。

とっても美味しそうです。

 

写真

『赤魚の煮付け』

 

残念ながら優勝は逃しましたが、優秀賞を頂くことができました。

作り手にとって大きな励みになりました。

 

一つ一つ手作りで形成しているため、今はまだグループ内一部施設での提供となっていますが

嚥下障害のある患者様には楽しみが一つ増えました!

あんなこと

竹内

怒りっぽい人は心臓病再発少ない

2013年11月29日(金)

いやー驚きですよ。気が短かったり、怒りっぽかったりする人は、心筋梗塞など重い心臓病になっても再発しにくいとする研究報告がTVのニュースで放送されていました。

この研究は、日本医科大学の研究グループがまとめたそうです。

へんなこと

土井

彗星観測

2013年11月28日(木)

最近はマスコミで取りざたされることは少なくて、認知度は低いのですが、MH900412684

今、彗星が観測できるそうです。名前はISON彗星(アイソン)。

 

そして、今日明日のタイミングは、近日点となるそうです。

(近日点とは、彗星が太陽にもっとも近づくところの名称)

その距離は187万kmだそうですが、

太陽の表面からの距離は117万kmになるそう。

187万kmってようわからんわ~と思ったのですが、

太陽の半径は約70万kmだそうで、

(だから上の数値に大きな差があるのか・・・)

彗星と太陽の間の隙間には、太陽1個分(140万km)も入らないぐらい近い!!

太陽に近づく彗星は大彗星になりやすいそうですので、楽しみですね。

しばらくの間は、かなり明るくみえることが期待できるそうですので、

都会でも観測できるのかな?

ちなみに、今現在、太陽のもっとも近くを通過中ですので、普通に観測することはできません。

さて、みたいなぁと思った方、12月の早朝の日の出前に観測するとよいそうです。

ちょっと早く起きた朝、観測してみてはいかがですか?

 

11月入ってから、みなさんが観測されているようです。

私は何度かチャレンジしたものの・・・

これかなぁ・・・・と心眼で見えたかどうかという程度です。

12月の上旬は長い尾が期待できるそうですので、頑張ってみようかな。

こんなこと

岩崎

一言で

2013年11月27日(水)

古くからの友人が出張の帰りに我が家に立ち寄って一緒に食事をしました。

友人ではありますが、共に食事をするのは実に4年ぶりです。

久しぶりに見る顔は「痩せたな」の一言ですが、

しかし、何か吹っ切れたような清々しい顔でした。

 

実は 5年前、病気になり

入退院を繰り返し、なかなか体調も戻らずの状態が続き、

そのため気力も体力も失ってふさぎこむ毎日を送っていたと聞いております。

※実際、毎年行われる同窓会には必ず訪れていたのですが、その日を境にパッタリと出席されなくなりました。

私の方から度々見舞いには訪れてはいましたが悲観的な言葉が多く、変に励ましても落ち込む事にもなりかねない状態でした。

しかし子供の一言で一転したそうです。

「パパ、遊ぼ。」

奥様は、今までパパは病気だからと子供に言い聞かせていたそうですが、子供は我慢できず切り出したそうです。

※やはり5年の歳月は子供にとって大きいですし、学校の友達の中でも比較する様な年であったのではないかと思います。

下手に気を遣うよりも時に、残酷と思われる様な言葉と周囲は思っていても必要な事もあります。

※その言葉、誰からその言葉を伝えるのか?で大きく変わるような気がしていました。

※そのタイミングは難しいと考えるも、それこそ意味が無いように思えます。

やはり普通で良いのでしょうか。

しかし、そのおかげで、こうして久しぶりに友と食事ができ、私も嬉しくなりました。

最後に自分の役目を果たす事、使命感を取り戻す事、父親である責任がその様にさせていると感じました。

しかし、今も本人は病気と戦っています。

あんなこと

橋本

休みの日

2013年11月26日(火)

先日の連休は久しぶりに何の予定もない連休でした(しかも妻子は留守!!!)。
最近は近所付き合いもあって、休みの日が潰れる事も珍しくなかったのですが、好きに使える時間が丸二日もあるとなるとちょっとうれしかったですね。

で、いの一番に立てた計画が二日間の献立です。
いつもは上げ膳据え膳で、出されたものを黙して食べる私ですが、この時ばかりは自分が食べたいものだけをリストアップして、初日スーパーの開店を待って突入し、食材を買い求めました。

たった四食だけですが(朝食はパン)、久しぶりの自炊の生活でした。後からあれも作ればよかった、これも作ればよかったと思い返しています。

そんなだったら、日頃嫁さんに代わって作れば良いという声もあるんでしょうけど、それは違うんですよね(何が!! by 嫁)。

次回私のブログは12/2です。

あんなこと

遠藤

渋滞

2013年11月25日(月)

週末に道路が混みます。
それはなぜか?
それは、紅葉シーズンだからです。大原は観光地ですからね。

(写真:おおはら雅の郷)

写真(5)

京都バスも、観光バスも、地元ナンバーの車も、県外ナンバーの車も皆で渋滞です。
渋滞していると、時折追突している事故を見かけます。
渋滞中なので大きくひしゃげたり、大怪我もしないのでしょうが、時間もとられますし、
心身そして、ふところにも痛い事故には違いありません。

 

そんなことが起きると、渋滞は更に渋滞します。

 

人間の注意力はそんなに持続力はありません。
そして、同じ光景や同じ刺激であれば慣れて鈍くなってしまいます。
だからこそ、疲れているときに無理をして運転していると、
いつも以上に注意がそがれている瞬間が増えます。
ボーっとしていても車は前進しています。

 

忘年会などで飲酒運転をするな!って注意は飛びますが、師走が近づき仕事は忙しくなる一方でしょう。
仕事終わりに、暮れるのも早くなり、情報が入りにくい夜ほど注意が必要です。
そんな中、疲れて渋滞に絡まれるとかなり大変です。
時には駐車できるところで一服することも必要かも知れませんね。
私は、疲れて危ないなと思ったら途中コンビニの駐車場に止めて、
ジュース買ってちょっと休憩して、それでもどうにもならない時は少し仮眠してから帰ることもありました。

 

急がば回れって、忙しいときほど大事ですよ。
出来ない無理が体にはありますからね。体をいたわってください。

 

車の運転中、自分が睡魔に負けた瞬間…暴走する車は恐ろしい怪物ですからね。

あんなこと

高岡

紅葉

2013年11月24日(日)

昨日、久しぶりに叡山電車に乗りました。

紅葉の良い季節ということもあり、超満員状態。

電車に乗り込むだけで精一杯で

目的地で降車できるか心配になるくらいでした。

 

普段大原へ向かい出勤しているので気にしたことがなかったのですが、

窓の外を見ると山一面が紅葉しています。

多くの方がわざわざ足を運んで見に来る自然が近くにあるのに

目を向けるゆとりを持たないともったいないですね。

 

紅葉の季節もあとわずか。

少し手を休めて外の景色を見てくださいね。

きっと、癒されますよ。

 

 

 

あんなこと

竹内

水分補給は夏場だけではない⁉︎

2013年11月23日(土)

風邪対策の王道であるうがい、手洗いに加えて、「水分補給」も大事な予防策のひとつです。
風邪やインフルエンザの原因となるウイルスは、乾燥した状態で活発に活動します。
反対に湿度50%以上になると活動が急激に低下します。
水分補給は喉や鼻の粘膜をうるおしてウイルスの侵入を防ぐと同時に、
侵入したウイルスを痰や鼻水によって体外に排出する作用を助けます。

湿度

話は変わりますが、
この時期、忘年会など飲酒の機会が多くなります。
お酒を飲むと喉が渇くことは多くの方が経験されていると思いますが、
アルコールには利尿作用があるため、飲酒が過ぎると体は脱水状態となります。
アルコールを飲んだら意識的に水分を補給して、脱水状態を防ぎましょう。

12月は忘年会シーズン到来です。
一年の疲れをお酒で流しても、水分補給をお忘れなく、
飲酒の合間に水分を取ることは、(和らぎ水)、悪酔いをしないコツなのです。

こんなこと

土井

寒く冷える季節だから・・・①

2013年11月22日(金)

御所南リハビリテーションクリニックの2Fにリハビリテーションセンターがあります。

エレベーターを2Fで降りてすぐの場所に、ちょっとしたメッセージが書かれています。

(日々変えることもあれば、内容によっては数日使うこともあります)

さて、今週前半のメッセージは、コレでした。

メッセージボード

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月まで、台風の話題が尽きない温かい気候が続いたかと思ったら、

11月になって、急に寒い日が増えたような感じになってきました。

誰しも、寒くなってくると、服を着込み、出不精になり、暖房が手放せなくなる。

そして、冬になると、圧倒的に運動量が減ります。

運動量が減ると、当然、筋肉は衰えてきます。

でも、このメッセージボードにあるように、筋肉は、体の熱を作る大きな役割を持っています。

筋肉が衰えれば、おのずと冷えやすくなる。・・・悪循環ですね。

そして、秋~冬は、食べるイベントも多いし、そもそも脂肪が増えやすい季節。

体重を維持していても、筋肉が減って脂肪が増えていたりすることもあります。

冷え対策には、やはり運動が大切ですので、つとめて動かないと・・・・ですね。

(運動がさほど好きではない私も頑張らないと・・・。)

 

さて、このメッセージボードですが、

書き忘れたり、日付が間違っていることもあり、利用者の方々からご指摘を頂くこともあります。

日々更新を頑張らないと・・・いけませんね。(頑張ります)

こんなこと

岩崎

1本の電話

2013年11月21日(木)

昨日の夕方、病院に1本の電話がかかってきました。

それは6年以上前にご入院されていた方でした。

直接担当ではございませんでしたが私の事を覚えて頂いておりました。

電話を受けるなり、その声を聞き当時の姿を思い出しました。

「お久しぶりです。私、今握力が20㎏になりました。5kg増えました。」

「嬉しくて嬉しくて仕方がなく、電話致しました。」

※たがが5kgの改善は誤差の範囲と言ってしまえば、そうかも知れません。

 しかし、6年の歳月から見れば身体的維持と管理は大きな事であると思えます。

話を聞きながらも、この6年間は直接リハビリを施行した訳でもございません。

それがなぜ?

「自宅での役目」が最大のリハビリであったのでしょう。

当時、子供さんはまだ学生であり、介護が必要なお年寄りを抱えておられる家族でした。

その様な中、突然病気を発症。

本人を含め困惑と迷走の中でのご入院であった事を記憶しております。

 しかし、「私はやるべき事があるから」意思をしっかりと持ちリハビリに励んでおられました。

その後退院。

役目について

①介護の必要なお年寄りの送迎

 本人曰く、体がバラバラになりそうな送迎の日々でしたとの事(自動車を運転して送迎)。

②毎日の食事等の用意

 本人曰く、包丁が重い事。腕が上がらない事もあったとの事(自助具を使用しています)。

そうした中での+5kg。

これは、本人の努力もさる事ながら、周囲のサポートとご理解の賜物ではないかと思います。

常にそれを支えておられた家族は「やめさせる」を選択させず、「してみる、やらせてみる」を選択する勇気に感銘致しました。

最後にリハビリはサポートに過ぎません。

人の役目は与えられたものではなく自らの意思によって獲得しようとする権利、これ即ち復権を果たす事への一歩であると思うのです。

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