寒く冷える季節だから・・・②
2013年12月10日(火)
さて、ほんとうに寒くなってきました。
今回は、冷える季節だから・・・①の続きです。
寒い季節になると、動きにくさや硬さを感じる人が多くなりますね。
実際、躓いたり、転んだりする人が多くなるシーズンです。
動きにくくなって転ぶだけでなく、
動きにくくて受け身が取れず、うちどころが悪く骨折する人も多くなります。
そして骨折するところは、足の付け根や腰回りなど場所が悪い人も多く、
病気なく元気に生活されている人であっても、入院につながりやすい。
そんな動きにくさを解決するためには、ストレッチや運動習慣が必要になります。
どんな機械でも、機械が動きやすいように暖気した方が良いそうです。
今の車では、あまり神経質にする必要もないそうですが、
(それより、環境や迷惑対策の方に気を配る必要がありますしね)
以前は、寒い季節に車に乗る場合、暖気運転が必要だといわれていました。
人も同じ。
動きにくいシーズンだからこそ、急に動いたり、ちょっとだけ動くのではなく、
いつも体を暖めておくような、運動習慣が大切になります。
リハビリをしている利用者さんには、自主訓練としてそういったことを指導していますが、
本来ならば、体調の自己管理として、誰しもが気をつけておく必要があります。
そうやって、いつでも動けるように、体をアップしておいた方が調子がいいのです。
人間にはアイドリングストップではなく、積極的なアイドリングが大事ですね。
自主訓練としてやろうとすると、
なかなかやる気もそがれやすい。
誰しも必要な、体調管理として、
ストレッチや運動をしてみてはいかがですか?