助け合い
2013年12月27日(金)
歳末助け合い運動ではありませんが。
先日、買い物に出かけました。
当初は自家用車で出かけようとは思ったのですが、渋滞や駐車場が満車が予想されますので待つのもしんどいし、買い物とは言っても大きな物を購入する予定ではありませんでしたので、公共交通機関で行ってみました。
休日でしたので日中でもかなり混雑しており、座る事など到底無理の状態でした。
※子供たちは身動きが取れなくて「しんどい」とブーイング。
そうした中、地下鉄でお腹の大きな方が荷物をもって乗車されました。
「大変だろうな」と思っていたら、学生の方だと思うのですが「どうぞ」と席を譲っていました。
席を譲る自体素晴らしいことなのですが、それより何より誠意が感じられました。
・「変わりましょうか?」と伺う様な言い方で席を譲るのではなく「どうぞ」。譲るのが当たり前とした思考。
・「どうぞ」と声を掛ける前に、席を空けてから「どうぞ」とした行動。
スマートで華麗な譲り方であり、見ていて気持ちの良い学生でした。
※横にいた子供は、その姿を見て先程までブーイングが嘘の様に言わなくなりました。
※「こんな方が困っていたら席を譲りなさい」とか学校でも言われているかと思うのですが実際、この様な姿を見かけ何か心の中で思ったんでしょう。
東京オリンピックが決定し、ユニバーサルな施設が建設される事でしょう。
しかし一番は、お・も・て・な・し は心。
この様な心のおもてなしは世界に誇れるのではないでしょうか?