京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

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橋本

コンプライアンス

2012年6月11日(月)

コンプライアンス【compliance】

〔補説〕 命令に従う意  [1] 法令遵守。特に、企業活動において社会規範に反することなく、公正・公平に業務遂行することをいう。以下略 大辞林(三省堂)

 

2012/4/10のブログで「全体ミーティング」を軽く紹介しましたが、私がどんな事を喋ったのか書くのを忘れていました。

私はコンプライアンスなんて考え方は百害あって一利なしと考えます。何故なら法令遵守と言葉は厳しいですけど、要は「法律は守りましょう」ということですし、そんなことは「当たり前」であって個人であろうが企業であろうが殊更に強調するようなことでも自慢げに話す事でも、行動規範として改めて言う事でも念押す事でもないでしょう。

 

個人や組織の理念や行動は法令よりもどれだけ高みにおくことができるかではないでしょうか(法律ぎりぎりという表現は尊敬される行いにはされませんよね)。褒められるべきは法令を守るかではなく、法令の規定よりも高いレベルに理念をおいて行動することでしょう。

 

それをコンプライアンスという名の元に行動するということは、法律を破るか破らないかの検討をする事に他なりません。

最近は企業の違法な行為がいろいろと問題となっていますが、それも法令遵守か否かと法令ぎりぎりのところで行動するから破るんです。きちんと高い理念を持ってやっていれば、法令なんて気にする事もなかったでしょう。

そもそも法令遵守ではなくコンプライアンスと横文字で言い出したところが曲者で、欧米の理念なき営利第一主義をまねたと言う事でしょう。何千人もリストラしてなお数億から数十億の報酬を得て、なんら恥じない経営者を見ていると如何な合法的とはいえ日本人として釈然としない人が少なからずいるのも当然でしょう。

 

今日本で問題となっている生活保護の問題も、法律に則って生活保護を受けるという考えではなく、生活困窮している場合に生活保護を受けるという理念に則っていたら、これほど騒ぎになることもなかったでしょう。

そもそも生活保護の理念からは隔たりがあるから騒がれているということが、法的に問題はないと言い張る人たちには理解できないでしょう。

 

とは言え病院といえども赤字運営は許されません。

ですが法令遵守という枠組みの中で健全運営をしてれば良しではなく、より高い理念の中で健全運営を目指そうとかそんな話をミーティングの中でしてみました(勿論生活保護問題はその当時話題になっていないのでしていませんが)。

 

次回私のブログは6/18です。


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