京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

あんなこと

橋本

ブログの内容

2012年6月18日(月)

ある時、採用面接後に頼りなげで履歴書も満足に書けない学生だったので、不採用にしようと考えていたところ、係長の一人にこう言われました。

「確かに部長の考えているとおりの学生かもしれませんが、嘘も隠し立てもしない子ではありませんか」と。

その一言で採用に考えを改めました。正直は美徳などと言いますが、もっと実際的なものではないでしょうか。

誰しも不正直者を友人としたり、同僚としたくはないでしょう。何故なら信用できないから。人によって価値観それぞれですが私にとっては仕事に対する能力よりも正直さが優先されます。能力は磨く事も可能ですが、不正直者はいつまでたってもうそつきのままではないでしょうか。

報告というか失敗を語ることが何故大事かは「失敗したら」「失敗したら(続き)」にも書きました。うちの親分は都合が悪い話ほどさっさと報告しろと言っています。

 

時折わたしのブログの内容について「そこまで書くか」「そこまで言うか」等周辺からの意見を聞きます。確かにこれらのブログを読んだら、患者さんやご家族、就職を考えている学生さんにしても、当院に対してネガティブなイメージがわくかも知れません。

 

不利益になるようなマイナスな事を書けば、やっぱりそういうイメージを持つのも人情だと思います。

ですが、人による能力や意識の差、システムの欠陥によって、ミス、トラブル、不具合が生じるのは致し方ないことと思います。大事なのはそういう人やシステムの問題を把握していたのか、どう対策していたのか、起きてしまった事に対してどう対応したのかではないでしょうか。

 

ブログで小出しにしていますが、そういう京都大原記念病院グループのリハビリテーション部が抱える問題を提示して、それにどう解決したか、どう取り組んでいるのかを知っていただくのは、信頼を得るに大事なことだと思います。

 

次回私のブログは6/22です。

 

 

 


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