リハビリって、わりと身近な話
2012年6月25日(月)
皆さんは針に糸を通せますか?
たとえば、
手芸が得意なご高齢の方と、手芸をしたことがない若い子が一緒に手芸をします。
ご高齢の女性が「最近目が悪くなってねえ。力も衰えて重いものも持てないのよ。」と言いながら、
針に糸をなにげに通します。
そこで、
若い子に糸と針を渡すと、
頑張りますが、なかなか出来なかったりします。
そんな時、
ご高齢の女性は、若い子に
糸の先を斜めに切ったり、糸の先を舐めたり、糸や針の持ち方を教えてあげたりしますよね。
若い子も頑張ってやってみます。それでも、とっても時間がかかります。
そしたら、
「そういえば、あれが有ったわね。私は使ってないけれど…。」
って糸通しを出してきます。
その糸通しを若い子に渡して使い方を説明します。
そんなこんなで、
若い子は針に糸を通すことをできるようになりました。
これは若い子がご高齢の方にリハビリを受けたのと同じですね。
振り返って、リハビリに置き換えてみましょう。