スポーツ
2012年7月22日(日)
まもなく4年に1度のオリンピックが開催されます。
確か、7月27日(金)開会式は土用の丑
~8月12日(日)閉会式だったと思います。
徐々に周囲もオリンピックモードになって参りました。
私も4年に1度この期間は睡眠不足に悩まされおります。
何故だか判りませんが見入ってしまい、知らず知らずに朝を迎えてしまいます。
※皆様、遅刻に居眠りには十分注意致しましょう。
私も学生時にはスポーツに汗を流しておりました。
※今は健康のために僅かな運動程度であり、競技までに至るレベルではございません。
その頃は我武者羅でしたし、
一心不乱に取り組んでいた事を思い出します。
さすが本格的に取り組んでいるだけに怪我も絶えませんし、時には大きな怪我となる事があり、競技から戦線離脱しなければならない事もありました。
その様な事ですので、
指導者からは『黙って見ておけ』と言われ、その練習風景を毎日横目で見ながら
『休みたいな』と思いながらもお手伝いしていました。
心の中では悔しいく、ただ眺めている事がさらに不安に駆られたことは間違いありません。
やりきれない心から、時に泣いた事もありました。
復帰の際、指導者から一言 『学んだか?』とだけ。
この一言ですべてが繋がった様な気がしました。
この時だからこそ本当に学ぶ価値があるのだと。
時に耐え、忍ぶ事、つらく、苦しい事、ほど
人はそれをばねに成長する。
リハビリを受けられる方々も時に同じ所であるかも知れません。
学生の皆さんへ
2012年7月21日(土)
最近は便利な世の中です。
お店には何でも売っています。
通販を使えば家に居ながら何でも買えます。家に届きます。
呼べば、何でもしてくれる便利屋さんがきてくれます。
お金があれば全部してくれるし、手に入ります。
そのお金は、仕事しないと手元に入ってきません。いつか底をつきます。
でも、
社会に出て、仕事をするうえでは、自分がしないと仕事したことになりません。
誰かが何かを作っています。
誰かが何かをしてくれています。
そんな誰かは、そのうち自分になります。
夏バテ・・・
2012年7月20日(金)
京都の夏の風物詩『祇園祭』も終わり本格的な夏の到来です。
ここのところ35度を超える猛暑日が続き、
湿度の高さと暑さに耐え切れず、自宅でも冷房を使い始めました。
夜寝るときにタイマーをかけ扇風機を回しながら寝るわけですが、タイマーが切れ暫くすると隣に寝ている子どもの体温とムンムンとした気温とに目が覚めます。そしてまた冷房をつける・・・繰り返すこと数回。。。
そんなこんなで健康体を自負する私も若干夏バテ気味です。
ということで、、、
今更かもしれませんが、この夏を乗り切るためにもう一度夏バテ予防のおさらいをしましょう。
アラフォーの私世代が子どもの頃はエアコンがある家庭は珍しく、夏の「暑さ」が原因で食欲がなくなったり、体力を消耗したりすることが夏バテだったと思いますが、現在の夏バテは「部屋の中と外との温度差」に身体が対応できずに体調を崩してしまうことが多いようです。
とは言え、エアコンを全く使わないと言うのは無理な話だし、逆に熱中症の危険さえあります。
昨年の夏のニュースにも度々出ていましたが、高齢者の方が真夏の暑い中、エアコンもつけず、窓も開けずにいて、蒸し風呂状態の家の中で熱中症になり倒れていたと。
だから、エアコンや扇風機などを上手に利用することが大切。。。
調べてみると室内外の温度差は「5度以内」にするのがベストなようです。また、電気屋さんに聞くとエアコンの温度を下げるよりも風量を強くしたり、サーキュレーターで冷気を循環させたり、扇風機の風が当たることで体感温度は1~2度下げることが出来るようです。
(でも、冷たい風の当たりすぎは禁物です!!暑い季節この加減が難しい。)
時代や環境は変わっても、、、
●食欲不振⇒胃腸機能の低下
●暑くて眠れない⇒寝不足
●体力消耗⇒自律神経へのストレス
この3つが夏バテの正体であることは確かです。
夏バテを予防するために、、、
●しっかりと食べ、水分を補強する
●冷房は効き過ぎないようにする
●しっかり寝る
これから夏本番です。
しっかり食べて、寝る。
この夏!乗り切っていきましょうね。
聞かない、知らない、わからない。その1
2012年7月19日(木)
聞かない(読まない)
裏を返せば「聞く」と「読む」について考えていきます。
さて数年前から現場の管理者たちから、指示を聞かない(読まない)、指示が入らないスタッフがいるという報告があがってくるようになりました。勿論指示を出す方も口頭だけでは駄目とわかっているので、口頭指示プラス文書にして読み上げたり、貼り出したり、回覧したりと手を尽くすんですが、何をやっても駄目なのがいるんです(2~3割かな、普通の企業ならリストラ要員ですよね)。
現象として人の話を聞かない、読まないことがあるというのは理解できるのですが、そういうことを繰り返して、毎度叱責される人間がある一定数(2~3割も)存在するという事は、私の中では大いなる疑問でした。
さて何故だろうと考えている最中の昨年5月、愚息(当時小学3年)の授業参観に出かけました。
当日は算数の授業でした。先生が教壇から指示します。「おはじきと教科書とノートを出しなさい」。指示に従い子供たちは一斉に動き出しますとはならずに、一部(26名中7~8人)の子供たちは先生の指示などどこ吹く風と思い思いのことをしています。わが子はそっちのけで先生はどうするのだろうと見ていると、やおら教壇から降り立ち、子供たちの机の間を回り始めました。用意できていない子の所まで来ると、再度指示を出します。「おはじきと教科書とノートを出しなさい」。これを出来ていない子の人数繰り返すと、ようやく先生は教壇に戻り授業を始めました。
私の疑問は「そんな授業の進め方」を見た時に氷解しました。小学校は指示を聞かない子供を放置している…が私の正直な感想です。教え育てているとはとても言えません。話を聞かなくなったのではなく、既に話を聞いていない子供たちですから。「放置している」に件の先生なんかは反論するんでしょうけど、授業の準備をしなかった子供たち一人ひとりに再度指示を出すということは、話を聞かない習慣を植え付けているに他なりません。最初の教壇からの先生の指示を聞かなくとも、不都合があれば先生(大人、上司)が後でまた指摘してくれる-という習慣が強化されるわけです。
どこでもこんな授業の進め方なのかと何人かの人に聞いてみましたが、間違いなくそういう風に授業をする先生方は存在するようです。それがどれくらいかはわかりませんが、叱らずに丁寧に根気よく教える事だけが教育だと勘違いしている残念な人は増加中のようです。
これも包丁
2012年7月18日(水)
最近は包丁も、ユニバーサルデザインが結構あります。
柄の角度を変えられる包丁は、福祉用具のカタログでも最近良く見かけます。
けっこう売れてるんじゃないでしょうか?
そんな中、こんな包丁もあります(福祉用具ではありません)。
一応、菜切り包丁の一つだと思います。
色使いも変わっていますが、名前が「かぼーちょう」といって、
あの硬いかぼちゃを切ることが楽な包丁という振れ込みです。
この色使いはかぼちゃに似せたデザインですね。
この包丁の柄は、丸く太く、そして少し刃に対して角度があり力が、
てこの原理で働きやすく作ってあります。
そして柄がこんな形で滑らず、力を逃がしません。
包丁自身は軽いのですが、実際に硬い野菜を説明書どおりに切ってみると、楽に切れました。
この包丁を作ったメーカーはどうも
給食センターなどで大量に野菜などを切る人向けの包丁を作っていて、
それを元に作った包丁のようです。
もちろんこの包丁も、見つけてすぐに、買っちゃったのですが…。
今は箱に入れて食器と共に片付けています。
その理由は、この柄が太くて使いやすいのですが、
なんと、包丁をしまうところがその太さを受け付けなかったからです。
そして、他にいい場所を見つけれず、
裸で置いとくわけにもいかず、
箱に入れると、まあ、別に困っているわけでもないので、わざわざ出しては使わず、
食器と共に鎮座しております。
箱入り娘です。
柄の極端に太い菜切り包丁ですから、魚をさばくとかには向いていませんが、
大き目の硬い野菜を切る機会が多い方や、
子供とか、力が弱ったけど野菜のざく切りぐらい出来たらいいなって方には、
良いかもしれません。(子供の場合は、手が小さいと柄が太すぎるかもしれませんね)
しかし、おき場所はくれぐれもご注意ください。
我が家に眠る珍品紹介でした。
バランス
2012年7月17日(火)
貴重なお時間を頂いて、私よりだいぶんと若い方とお話させて頂きました。
なかなか膝を交えて話す機会が、年齢と共に少なくなっている今日この頃です。
ですので、私としては『ありがたや』の状況。
その時間で、今頃の方々の考え方や価値観の共有をしてみました。
ちなみに私は初期のヒーロー、戦隊番組をこよなく愛する世代ございます。
お若い方と、
違いが判るまでにはなかなか行き届かず、何で?どうして?など、連発の嵐。
まるで子供が親に聞くような、そんな状況になってしまいました。
※お付き合いして頂いた方、大変ご苦労様です。
最終的に違いがある事は間違いございません。
例えば、
善悪を明確に区別する事が難しい世の中ですので、
その様なしっかりと区別できる番組を見る事は
私の脳は楽と感じております。
時間を気にせずにいられない世の中でありますので、
気にしないで一つの物事をしっかりと取り組める事は
若い方々の脳は一安心している様です。
同じ脳であっても、安心と楽との感覚領域に違いが見られるのではないかと。
そんな愚だ愚だなお話をしてた所に、
最近、クイズの出し方が変わった様な感じがする様なしない様な。
昔は、1人で何分間にどれだけ問題が解けるか?を競いあっていましたが、
今は、複数の回答者で何分間でどれだけ問題が解けるか?を争うチーム的要素が多い様な。
いつしか
個別的な取り組みからチーム的な取り組みへと時代が移ってきたのでしょうか。
その様なチーム要素は、結束力と協調性が大切なのは判ります。
個々的な能力を高くする事への取り組みは薄れてきている様な気が致しました。
※寂しい限りです。
しかし、どちらに転んでも個人もチーム要素も必要ではありますが。
両方を満たすようなバランス感覚をやしなう事が一番難しいですね。
京都の夏と言えば・・・
2012年7月16日(月)
京都の夏と言えば、祗園祭、床、五山の送り火・・・
今年は祗園祭の宵山(7/14~16)が3連休ということもあって、
たくさんの人が京都に来られているようです。
少しだけお囃子を聞きに行ってきました。
山と鉾は、(祗園祭とはいっても)祇園より少し西に離れた所に建てられており、
姉小路通〜高辻通(南北方向)、東洞院通〜油小路通(東西方向)のエリアにあります。
なかでも、新町通と室町通に多くの山鉾があるので、
いつもたくさんの人が集まり、(一方通行になっているものの)なかなか進めません。
子連れでこの通りに入ることは無茶ですので、横道にそれて目的地を目指します。
祗園祭の時には、四条通や烏丸通も歩行者に解放されます。
四条通ぐらい広い道でもこの人出でした。
鉾では、この月鉾が好きです。
そして、
お目当ての蟷螂山です。
カマキリ(からくり仕掛け)が乗っています。
この付近は、少し道が広いのと、エリアの西の端ということもあって、
人に押しつぶされそうなこともなく、若干のんびりできます。
いつものお店で、いつもの銘柄のビールを買って、
祭気分を味わいました。
今晩宵山最終日で、明日は山鉾巡行です。
養成校入学を検討中の皆さんへ
2012年7月15日(日)
就職難だから就職率が良いらしい、給料もよさそうって理由で、
何をするかも、本当かどうかも良く分からずに、
作業療法や、理学療法の学校に入る方がいらっしゃいます。
別にきっかけは何でも良いのですが、
学校も入学したら必ず卒業できるわけではありません。
※私が学校に入学したとき同じ学年に40人近く生徒が居ました。
しかし、その中で一緒に卒業したのは半分いませんでした。
国家試験も受けたら必ず受かるわけではありません。
※最近の国家試験合格率は、80%程度です。厚生労働省のホームページで毎年公開されています。
※ちなみに、養成校の卒業が国家試験の受験資格です。
短くとも養成校に3年間は通う必要があります。
※就職口がたくさんある時代は続きません。
たくさんあっても自分が選んだ先に就職できるかどうかは難しい。
そして、
この仕事は、別にかっこよく儲けられる仕事ではありません。
たとえば、触る患者さんはもちろん治療中だったり障害があるのですから、
感染症もあれば、体液も体についていたりすることがあります。
そして、お風呂やトイレの介助もしますし、おむつ交換だってします。
病院や介護施設に勤めれば、
制度で一日にリハビリできる上限人数、
一回当たりの時間や金額もすべて細かく定めれています。
要するにどんなに頑張っても得られる報酬の上限が決められています。
物を作ったり売ったりする商売と違って、
金額を自分で設定して、高値で売ったり、薄利多売もできません。
だから、夢見る年収にはなりません。
そして、
赤ちゃんから筋肉隆々の若者、高齢者まで相手にするお仕事です。
女性的な視点、男性的な視点どちらも必要です。
力仕事も繊細な仕事も必要です。
だからこの職種は女性が有利、男性が有利って言ってもたかが知れています。
専門職ですから、より厳しく見られ、しかられることもあります。
しかし、この仕事は真剣に取り組むほどにやりがいが増します。
汚れたくない、楽したい、儲けたいって言うならばお勧めできません。
でも、
人と関わっていく仕事をしたい。
何かを一緒に成し遂げたい。
人の気づかぬことをアドバイスしたい。
何でもやってみたいって人なら、きっかけは大したことではありません。
ぜひ、
どんな仕事か調べて、興味がわいたらできれば見学とかして、
納得したら学校に入って、卒業して、国家試験受けて、合格したら
一緒に仕事しましょう。
※病院や施設ごとに就職試験もあります。
当院にも就職試験があります。
運動
2012年7月14日(土)
汗が体に纏わりついて なかなか動きづらい今日この頃です。
その様な状況ですので、動くにも一苦労。
特に階段。
続けて数回往復するだけで汗が吹き出るわ、しんどいわ、足が上がりにくいわ・・・
一仕事終わった様な気分。
風通しの良い所を探して休憩。
※雨で窓を閉め切っていますので、その様な場所はなかなかございませんが。
しばらくしてから動くのですが、体が重い。
その様に感じながらも階段を上ろうと。
つま先が角に吸い込まれるように『コッ』と大当たり。
痛い。
足が思うように上っておらず(意識して足を上げておりませんので)、
知らず知らずのうちに梅雨時期は体力を消耗していると痛感致しました。
『日常の生活によって体力は作られる』は
時に日常の生活によっては体力を消耗する事にもなりかねない、
諸刃の剣の様です。
生活に欠かせない体力。
横になりたい気分・動きまわりたくない気分の時期ではありますが、
この時期だからこそ、運動を意識致しましょう。
験を担ぐ
2012年7月13日(金)
今日は13日の金曜日です。欧米では縁起が悪い日となっていますね(ついでに今日は仏滅です)。
「欧米では」と断っているところからも、科学性も普遍性がある話でもなく、極論すれば都市伝説なんでしょうね。しかもずいぶんと息の長い。
医療機関でも験を担ぐことはありまして、皆さんご承知の数字の「4」「四」は読みが「シ:死」に繋がり、縁起悪いという事で病室なんかはどこの病院でも下一桁が「4号室」はないところが多いようです。
フロアの4階がないところもあると聞いたことはありますが、私はまだお目にかかったことがありません(そもそも自分ところの病院以外あまり行った事ないんですよね)。
あとは入院患者さんのお見舞いに鉢植えは「(病院に)根付く」から駄目と言われてますね。ずいぶん昔ですが、病棟のデイルームに職員が持ち込んだ「彼岸花の鉢植え」がありました。鉢植えだけでも問題ありなのに「彼岸花」とは…。私が気付くまで何日もそのままでした。
あとはお釈迦様が亡くなった故事に由来して、北枕は縁起が悪いとか。これ私は結構気にするんですが、今時知らない人も多いですねぇ。
夜に口笛を吹くな(蛇が出る)、夜に爪を切るな(親の死に目に会えない)なんかは親にずいぶん口うるさく言われました。
そんなに信じているわけではないけれども、どうにも気になるのが「験担ぎ」なんでしょう。
ここにいくつか並べたのは結構周知のものであって、もっと個人の体験を持って「自分だけの験担ぎ」をする人だっているんでしょうね。
まぁなんでもかんでも験担ぎばかりしていたら、身動き取れなくなりますしね。
ほどほどがよろしいようで。
次回私のブログは7/19です。
ちなみにこの原稿は予約投稿です。今現在私は四国に滞在中です。