京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

こんなこと

橋本

無題

2012年8月27日(月)

先日、嫁さんと車に乗っていたら、ラジオから竹内まりやの「けんかをやめて」が流れてきました。音楽はぼんやり聴いているクチなので、歌詞なんざまったく頭に入らないのですが、その日はたまたま真っ白の状況で聞いてみたら、「なんだこの女は!」「ふてぇ女だ!」「とんでもにゃあ女だ!」という感じになりました。いつも歌詞までしっかり聞いているという嫁さんには「そうね」と軽く流されましたが(今更何を言ってると言ったところですね)。

河合奈保子の曲としてそこそこヒットしていたと思うのですが、当時聞いていた人たちはどんな気持ちだったんでしょうか。「その気持ちわかるわぁ」でしょうか(まぁこれは男性じゃなくて女性でしょうけど)。実際はともかく心情的には二股、三股肯定派の方々が多かったという事なんですかね。

 

男女交際と言うか、二股三股はともかく、人との交わりは少ないよりも多い方が良いとは思います。いろいろな人と交わり、さまざまな意見、考えを聞き、自分自身の成長に役立てる。その時大事なのはさまざまな意見も玉石混交見分けるだけのものを持っているかということでしょう。

私にしても誰にしても、ともすれば人の視野は狭くなり勝ちなので(その方が楽ですから)、多くの意見を聞いたうえで自分自身の考えを持つというのはなかなかに大変な事のようです。

 

うちのリハビリテーション部スタッフも140人を越えると、玉石というより立場が違えばこれほど見方が違うのかというほど、意見の相違を見ることが多くて、最近は「藪の中」と強く感じている自分がいます。

 

患者さんやご家族でも利用(入院や通院)している病院で、「専門家の意見に従って」「専門家に身を任せて」治療されていると思うのですが、場合によってはその専門家に疑問を持つこともあるかと思います。多くの方は疑問を持ってもそのまま専門家に従っていくのでしょうけど、病院を変える方も今では少なくないようです。ですが今まで築いてきた病院との関係やもし専門家の意見が間違っていなかった場合を考えると、疑問を持ったから即病院変更はあまりお勧めできません。

かかりつけ医はそのままに「セカンド・オピニオン」制度の利用が妥当でしょう。制度の利用を嫌がる「専門家」もいますが、ほとんどの方は快く賛成してくれる筈です。

 

二股話からセカンドオピニオンまで話が変遷したブログでした。

 

次回私のブログは9/3です。

 

 


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