今年は制度が変わる年です
2012年3月01日(木)
新聞記事などでご存知の方も多いかと思いますが、
今年の4月1日より、介護保険のサービスでは、
利用の可否、費用、時間などの変更があります。
同様に、医療保険についても、4月1日より変更があります。
医療保険は2年に一度、介護保険は3年に1度の頻度で、
報酬体系(つまりサービス)の見直しになっていますが、
今年は、6年に1度の両方とも見直す年ですので、
社会保障として、医療と介護の大枠の変更を行うことになっています。
報道等でいつも話題になっていますが、
現在の情勢では、良いことばかりと言えるものではありません。
ご存知のとおり、保険財政や国家財政が赤字ですので、
期限や条件つきで内容が設定されてることが増えています。
今年の4月以降、
それまでと違ったことがあるかもしれませんし、
それが、理解できないような影響かもしれません。
もし、あれっ?と思うことがありましたら、
担当のケースワーカーさんやケアマネージャーさんに相談してみてくださいね。
府民リハビリテーション啓発支援事業
2012年3月01日(木)
行ってきました。
今回は京丹後市網野町の小浜地区、浜詰地区にお邪魔しました。このエリアは2~3回目の訪問になりますが、私自身は初めてでした。
そもそもこの事業は何かというとセラピスト(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)が希少で、リハビリテーションサービスが十分提供できていない地区に赴き、リハビリに関する健康教室を行うと同時に、参加者の方々のリハビリに関する健康相談に応じるというものです。
当たり前ですけど日常私が目にする高齢者は入院患者の方がほとんど。勿論皆さん入院しなければならないくらい体に不自由している方ばかり。私は小浜地区で腰痛教室を担当しましたが、参加者は基本高齢者(70~80代)の方々ですが、こちらの想像以上に元気な方ばかりで驚かされました。何人かの方は直接体に触らせていただきましたが、驚くほど柔らかい。こんな事業をやる必要があるのかと思えるくらい皆さんお元気でした。
やはり高齢とは言いながら、今もって仕事をしておられる方が多いとも聞いていたのでその辺に元気の理由もあるんでしょう。会場まで徒歩でこられるのは勿論のこと、歩くのが大変だからと自転車やスーパーカブ(!!)で乗りつけた女性がいたのには驚きました。脚力こそ歩行より必要とされませんが、自転車やバイクの方が全体の運動能力が高くないと乗りこなせません。
地方では過疎化が進み、高齢者自らが働かなければならないことが多い。その分健康が保たれている面もある。都会では高齢者が住むには便利な環境である分、定年だから、高齢だからと体を動かす機会を取り上げているんじゃないでしょうか。