なるのは簡単?
2012年3月30日(金)
今日は理学療法士、作業療法士の国家試験発表の日でした。当院でも3名の人が涙を飲む結果となりました。
彼ら3人にはこれから1年試験勉強という日々が待っています(あきらめなければですが)
話はちょっと変わりますが、
1988年公開の映画「プレシディオの男たち」。大ヒットと言うことはないんですけどショーン・コネリー、メグ・ライアンなんかが出てて、サスペンス映画として佳品ではないでしょうか。
「勲章は貰うのはやさしい。つけるのは難しい」映画のせりふです。
映画を見た当時弱冠24歳の私には今一つこの言葉が理解できませんでした。「あ、なるほど」と思えたのは確か30手前でした(頭悪いですね)。
この場合の勲章とは皆さんもお聞きになったことあるとは思いますが、アメリカの「名誉勲章」のことです。名誉勲章と言うのは「義務を超えた勇敢な行動、あるいは自己犠牲的行動を示した軍人」に授けられるそうです(ですから生きてこれを貰った人は非常に少ないそうです)。人命が救われた行動の結果に対してが多いようです。
「義務を超えた」行動ですから昇進はなし、昇給もなし。二等兵は二等兵のままですが、仮に(受賞者が)二等兵であっても将軍から敬礼しなければならないそうです。まさに「名誉」であって実利はないといえそうです。
それでは貰うのは簡単でつけるのは難しいとはどういうことでしょうか。 (さらに…)