戎
2013年1月10日(木)
1月10日は十日戎(本戎)。
関西ではえべっさんで親しまれ、商売繁昌で笹もってこいで知られております。
ちなみに、なんで笹なんでしょうか?と疑問に思い、少々調べて見ました。
笹と言えば竹。
古代、人は竹のもつ清浄さ、根強さ、節により苦難に耐えしのぶ姿、冬でも青々とした葉をつけ、生命の無限性と強い生命力と神秘性を感じ取られたそうです。そうした常に青々した葉をつけているところに『いのち』を生み出し続けていると見立てたとの事。
※確かに、竹取物語にも、その様な箇所がありますね。
だから『子宝』『吉兆』と呼ばれる鯛や米俵など、笹に付けるのだと。
そんな深い願いがあるんだと改めて勉強になりました。
今も昔も『いのち』については大切であり、尊いものであります。
リハビリは、いのちに対して直接関る事は少ないと思います。
しかし、その方々が『いのち』ある限りどの様な事がしたいのか?
どの様な暮らしを望んでいるのか?
後方支援としてサポートが出来ればと思います。