京都大原記念病院グループリハビリスタッフのあんなことこんなこと

へんなこと

遠藤

結局…

2013年1月18日(金)

色々な書類をパソコンで入力することが増えました。
たくさんその場に出あうわけではありませんが、

 

時折、おっっっと思うことがあります。
それは、名前の漢字が入力できないことです。
文字は規格があります。それから漏れる漢字は普通には入力できません。
特に名前は規格から外れた字体が使われていることがあり、
入力のしようがなくなります。

 

意外と簡単な字でも、その字は無いって事もあります。
手書きだったらそのまま書類に書けますが、ここはパソコンの限界です。
もちろん外字登録などの技もありますが、他のパソコンと共用している場合、
他のパソコンからは文字が読めなくなったりして、もっと問題が大きくなります。

 

パソコンも、パソコンソフトも優秀になり、こんなに普及して、いろんなことができるのに、
ワープロの時代からこの課題は残っています。

 

介護用品も、車椅子も、訓練器具も、検査器具も、施設の環境も、
どんなに便利になっても、人間わざの融通が利く便利さにはなりません。
人手と時間を無尽蔵に使えるなら、人がする方が良い事も多いのでしょうね。

 

最後は結局「人」です。
人ができること、それこそが質を高めるのでしょう。
道具は上手く使えば質を高める手助けにはなります。
しかし、最新の道具があったとしても、
最後にちゃんとした質を保障できるのは「人」なんだと思います。
※ 一手間を惜しまないことが質を高めます。

 

いまも就職活動中の方は、

 

施設を見学することも多いと思います。
見学では、紹介される目新しい施設の環境や、新しい道具に目がいきがちと思います。
でも、その環境も、その道具も、
就職して5年も経てば、他所の施設がもっと新しいものを持っています。
でも、そこに居る人々は、その時までのその施設を象徴しているはずです。

 

自分が患者さんや利用者さんになったときに、通いたい、泊まりたいって思いますか?
見るだけでは分からないかもしれません。
しかし、そんなところも環境や道具、そして、「人」を見て、いろいろ質問して、
探ってみてはいかがでしょう?


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