ホワイトデイと葦(よし)松明
2012年3月14日(水)
例え義理チョコでも返さにゃなりません。職場の若い(でもない人もいたかも)娘さんたちには、バスオイル。
ルーペを買ってくれた妻には、先日お返しというわけではないですけど、デジカメ。
私の趣味はカメラです。入門機ですがデジイチ(注1)でパチパチ撮っていますが、最近デジカメ持ってる人間は損だなって思います。もってない人は写してもらってばかりですが、もってる人間は写すばっかりで、妻と息子の2ショットは沢山ありますが、私と息子の2ショットなんて数えるばかりです。これは不公平だ妻にももっと写真を撮ってもらおうと、コンデジ(注2)を買いました。これから我が家にはトム・クルーズと見まがう男(注3)と息子の2ショット写真が増えるはずです。
デジカメを買って4日経過しました。
在宅ワークに追われる妻が、デジカメの箱を開けた形跡なし。orz
注1 デジイチ:デジタル一眼レフカメラ
注2 コンデジ:コンパクトデジタルカメラ
注3 トム・クルーズと見まがう男:私です
先日3/10は琵琶湖開きでした。続く (さらに…)
災害
2012年3月13日(火)
寒い日に思い出します。
私にとって直接関わった1月17日 AM5時46分頃に起きた阪神・淡路大震災の記憶を。
昨日、3月11日東日本大震災追悼として、各メディアで放映され、また昨日の冷え込みも手伝ってさらに思い出されます。
私は当時、支援のため京都を出発。
公共機関のバスや電車を乗り継ぎながら運行している所まで行き、その後歩き。
その先の道路はひび割れ陥没していたり、瓦礫などが散乱していました。
そんな中をひたすら背中に荷物を背負って、足元に注意しながら進むも、
息も上がり休憩を取るため立ち止まり、前を向き絶句、
見えるはずもない風景が見える。
そこは確かに家がありビルがあった、道路があり町があった、人がいたはず。
そこに遮るものはなくなり、見渡すと山や海が見える。その先の青い空が見える。
その足元は瓦礫の山があり、何とも言えない臭い。
天と地の狭間に 生きる を感じた一瞬でした。
その時、涙した事を覚えています。
寂しいから、悔しいから、そんな感情的な涙ではなく、生きている涙でした。
そうした中で支援活動を致しました。
支援活動は寒さとの戦いでしたが、生きてて良かったと聞いた時は、医療・福祉に関わらず、更に生きる人として何か大切ものを実感しました。
だからこそ、医療・福祉人の前に職能人の前に、人として取り組む事は如何に大切かを知って欲しいです。
終わりに、東日本の方々ならびに震災に遭われた方々に置かれましては、心からご冥福をお祈り致します。
硬い煎餅と地道な努力
2012年3月12日(月)
先日、草加煎餅を買ってきました。
居間で袋を開けて息子と食べて居たのですが、
0歳の娘も煎餅に興味を持ち、手にとっていました。
まあ、どうせ食べれないけど、なめるくらい良いだろうと取り上げずそのままにしました。
大きな煎餅を両手で持ってほおばる姿はかわいく、写真を撮りました。
しかし、しばらく経って、ふと見ると、煎餅の上4分の1ほどがなくなっていました。
どこかに割れた煎餅が落ちていないかと探しましたがありません。
…歯は下の前歯2本しか無い娘ですが、硬い硬い草加煎餅をどうも、なめてなめて食べたようです。
煎餅を確認すると、煎餅の断面は滑らかに加工されていました。
こんな煎餅の断面は見たことがないなと感心しました。
食べることに、ことさら意欲を燃やす私の娘は、
地道ななめるという努力で、硬い煎餅を食べることを達成していました。
私があんな歯の状態で、力も強くない状態になって、硬い煎餅を食べるか?って思うと、
食べる前に、「どうせ食べれないから」と、あきらめて断念すると思います。
そして、好きなのに、見もしなくなって、自分の生活から煎餅を遠ざける気がします。
やはり、どんなこともあきらめず、地道に努力することで、周囲が出来ないと思うことを達成できるんだなって、
煎餅を食べてとても満足げな娘を見て、ちいさな感動をしました。
まあ、私の娘が食い意地張っているってだけかもしれませんが、それでも興味あることが頑張れないと、楽しい生活を送れませんからね。
一旦出来なくなった事も、前のように上手く出来なくても、同じ方法では出来なくても、誰かにもう出来ないっていわれても、
目的に向かって努力を続けることが出来れば、それを味わうことは、
少しだけかも知れませんが、またできるかもしれません。
地道な努力でつかもうハッピー!
3月11日
2012年3月11日(日)
1年前の3月11日、東日本大震災が起こりました。
今朝は震災で亡くなられた方のご冥福を祈り、リハビリスタッフで黙祷を捧げました。
復興はまだまだこれからですが、私たちが今出来ることを精一杯やって復興の手助けが出来たらと思っています。
約15000人の市民ランナーがスタート地点の西京極陸上競技場からゴールの平安神宮を目指し京の町を走り抜けます。7つの世界文化遺産を巡 り、送り火の五山を全て眺望できるコースで賀茂川の河川敷(砂利道もあります!)も走るそうです。
皆さんが怪我無く完走できるといいですね。
ところで、以前もこの部ログでお話したと思いますが、私は普段ほとんど運動することがありません。そんな私が最近、意識して続けていることがあります。
それは・・・普段より少し大股で腕を振って歩くこと。
ちょっとしたことなんですが、意外に効きます。大したことではありませんが、普段使えていない筋肉を頑張って使ってます。
『リハビリの専門家なんだから、もっとこましな事書いてよ!!』って言われそうですが、ズボラな私が準備する必要も無く、お手軽で思い出した時に手っ取り早くできるのがポイントです。
今日は天気も良く絶好のマラソン日和です。
マラソンは無理でも、少し大股で歩いてみてはいかがですか。
分かれ道
2012年3月10日(土)
突然ですが、質問です。
今日通った道や通路で、どれだけの分かれ道があるか覚えていますか?
—-なかなか覚えていないかも・・・。
では、
その分かれ道のどこかで、違う道のほうが良かったかなぁと感じていますか?
—-それこそ何か無ければなかなか・・・。
怖いのは…
2012年3月09日(金)
当リハビリテーション部の教育担当ともいえるコーチングリーダーのK君が言うには、若いセラピストにとって、「怖いし、緊張するし、遠い存在」が私だそうです。
確かに20以上も年上で、あまり馬鹿なこと言うとガンガン突っ込むので(しかも育ちが悪いので、エキサイトするとかなり言葉が悪くなります)、若い彼らから見れば怖いのかなと思います。
私にとって一番怖い存在は、「患者さん」と「ご家族」です(嫁さんだとでも思いましたか?)。自分の言動で病院の評価が左右されると考えると、怖いってのは言い過ぎかもしれませんが、対峙すると一番緊張する相手です。
私なんかではなく、患者さんやご家族などご利用者の顔色を伺うようでないと…。
素朴な疑問、京都水族館!
2012年3月08日(木)
ご存知の方も多いかと思いますが、3月14日(水曜日)梅小路公園に日本初の内陸型大規模水族館『京都水族館』がオープンします。
水族館といえば、大阪にある世界最大級の海遊館、三重にある鳥羽水族館、沖縄のちゅら海水族館など海の近くにあるところがほとんど。イルカや海獣など(何がどのくらいいるのかは知りませんが)大量の海水が必要な海洋生物はいると聞いてるし、近場に海のない京都市の水族館に大量の海水をどうやって持ってくるうだろう???って、素朴な疑問を持ってしまいました。
調べてみると・・・なるほどです!
人工海水!
ペットショップでも淡水魚や海水魚、色んな魚が売ってあるし、わが家でも(今は金魚に代わっていますが)、その昔海水魚を飼っていたときに水道水に“海水の素”を入れて作っていたのを思い出しました(日本で100%人工海水に頼る水族館の第1号が京都水族館だそうです)。
海水魚も安心して棲めそうです。
とりあえず、1度は行ってみたいと思います。
詳しくは分かりませんが、全館車椅子利用可能(バリアフリー)との事。オープンと共にこれまでの普通駐車場が『おもいやり駐車場』として交通弱者(*)専用駐車場になるそうです。
障害のある方やお年寄り、小さな子ども達が楽しめるやさしい施設であって欲しいですね。
*障害者、高齢者、乳幼児連れの家族、妊産婦、怪我人、その他歩行困難な方(乳児:1歳未満、幼児:満1歳から小学校就学の始期に達するまで)
初物でしばらくは込みそうです。
ブームが収まった頃に家族で行きたいと思います。
また、楽しみが一つ増えました。
福祉機器展にいったことありますか?
2012年3月07日(水)
毎年4月中旬には、関西で一番大きい総合福祉展示である
バリアフリー展が、大阪の南港のインテックス大阪にて開催されます。
今年の日程は、2012年4月19日(木)~21日(土)で、
医療福祉専門職や業者だけでなく、学生や一般の方も参加できるイベントです。
私も学生のころから、ほぼ毎年参加しています。
(学生のとき、仲の良い友人に誘われたことがきっかけです)
というのも、
展示されている医療福祉用具やサービスなどは、
患者・利用者さんの状況に合わせて、勧めたり提案したり・・・
リハビリテーション専門職にとって密接に関わる情報で、
その情報を知らなかったり、活用できないことは、
即、患者・利用者さんの不利益に繋がることを実感しているからです。
それにしても毎年は多いのでは?・・・という意見もあるかもしれません。
しかしながら、
福祉用具や機器、住宅設備や車など、福祉機器などの進化は目覚しく、
昨年度と比べて、
新しく出たものや変わったところを把握するだけでも1日仕事です。
(1年空いたら、1日で把握することは出来ないくらい変化があります)
また、
介護保険制度の浸透に伴って、
類似品もたくさん出回っていたり、価格やセールスポイントもさまざまですので、
患者・利用者さんのライフスタイルや価値観にあった福祉用具が選べる時代であることを考えると、
出来るだけ最新の情報を持っておく必要があるのです。
それに、
一般にはカタログなどで見たり選んだりすることも多い福祉機器ですが、
それを手にとって体験してみることが出来る良い機会ではないでしょうか?
医療福祉関係者が、できるだけ患者・利用者さんにフィットした商品を提案し、
患者・利用者さんは、ライフスタイルにあった商品を服や靴のように選ぶ・・・
そんな当たり前のことができるよう、
お近くで福祉機器展が開催されるときに参加してみてはいかがでしょうか?
昔、うさぎ飼っていました2
2012年3月06日(火)
私が昔、うさぎを飼っていた話を以前もしましたが、
どうだろう
2012年3月05日(月)
今日も就職見学の学生さんが来ていました。国家試験が終わってから見学希望の電話がほぼ毎日入ってきています。
もう長いこと採用に関わってきていますが、ここ何年か気になるのは、見学にしろ就職セミナーにしろ、ほとんどの学生が何の質問もしてこないということです。たまにあったとしてもそれは資料を読めばわかるような話ばかり。
こちらから質問ないかと振っても、「特にありません」。
普通雇う側がこれから就職を考えているという人間に、自社に不都合なことを言うでしょうか?
おそらくどこでも都合がいいこと(というか美味しい所だけ)だけしか言わないんじゃないでしょうか。
質問をしない、考えていないと言うのは、相手の都合のいい話だけを聞いて就職先を決めると言うことになるんですが、そういうつもりなのかと聞くと、そんなつもりはないと言う。じゃあ相手の言わないことでこちらが知りたいことを、どうやって聞き出すのかと聞くと「わかりません」。
世間ではコンプライアンス無視の企業を「ブラック企業(会社)」などと言っているようです。ブラック企業の特徴は実態とはかけ離れた労働環境にもかかわらず、事実とはまったく違う説明で人を雇い入れたりもしているようですが、いざ働いてみて「こんなはずじゃなかった」となるわけです。
病院の中でブラック企業などと言うものがあっても、そこの採用担当者はリハビリの学生に実態とはかけ離れた労働環境などのでたらめを言う必要がまったくないなとしばしば思います。
だって聞いてこない学生がほとんどですし、何を聞けばいいかもわかっていません。本来は就職に際して確認するべきポイントなどは、大学だったらキャリアセンターなどが担うんでしょうけど、どうなっているんでしょうか。学生が聞いていないのか、学校が教えていないのか。
ここらへんは、また夏以降学生の就活が活発になる頃に再考してみたいと思います。